この記事に辿り着いた方は、IELTSでのスコアが思うようにとれず、悩んでいる方ではないでしょうか?
海外留学や海外移住に必要な英語力。
実は、日本人の私たちにとって、IELTSはハードルが高いテストであることが周知されつつあります。
そこで、IELTSからPTEに切り替える人が増えているようです。
ただ、PTEを英語力の証明として受け入れている国は限られています。
この点には注意が必要です。
2022年2月の時点では、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドは受け入れ可能です。
今回の記事では、
- IELTSに何度も落ちてる!
- もうIELTSは受けたくない!
という人の解決の糸口となるよう、IELTSと比較しつつ、PTEについて紹介をしていきます。
IELTSとは?

IELTSは、International English Language Testing Systemの名称です。
英語圏への国での留学や移住の際、英語力を証明する為のテストとして利用されます。
4技能(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)が試されるテストで、満点は9.0。
日本では英検やTOEICほど知られていませんが、海外では英検やTOEICよりも知名度が高いです。
また、IELTSには以下の2種類があります。
- アカデミック(留学用)
- ジェネラル(永住権申請・海外移住用)
この2種類の違いですが、アカデミックのライティングとリーディングには学術用語が多く使われています。
このことからも、ジェネラルと比較すると問題文の難易度が高いと言われています。
IELTSは難しい?

IELTSは他の英語資格検定よりも難易度が高く、難しいと言われています。
実際はどうなのでしょうか?
他テストとの比較表を見てみましょう。
IELTS | 英検 | TOEIC |
5.5 | ||
6.0 | 準1級 | 740~820 |
6.5 | 820~870 | |
7.0 | 1級 | 870~970 |
7.5 | 970~990 | |
8.0/8.5/9.0 | 無し | 無し |
同じ英語テストでも、内容が全く異なるので単純比較は難しいです。
ただ、IELTS8.0以上になると、TOEIC満点よりも更に上のランクになります。
このことからも、難易度が更に上であることは間違い無さそうですね。
他にも、IELTSが難しいと言われる理由があります。
その主な理由は、以下の3点です。
- 英文が長くて複雑
- 専門用語が多い
- スピーキングテストの相手が面接官
それでは、各理由についてそれぞれ見ていきましょう。
英文が長くて複雑
一文が長く、文法構造が複雑な文章で問題が提示されます。
読解技能では、約800~1000文字の内容が複雑な長文3つに加え、試験問題は全部で40問あります。
それに対し、時間は60分しかありません。
専門用語が多い
英検やTOIECと比較すると専門用語が多く、実際の論文や書籍内容からの出題があります。
普段使われるような言葉ではないので、単語レベルで難しく感じてしまう人も多いです。
スピーキングのテストの相手が面接官
面接官によって、多少判断の違いがあると言われています。
上がり症の人には「面接官が相手だと更に難しく感じてしまう」という話も。
「IELTSを何度も受けているけど、なかなか点数が取れない」という人が多いのも納得です。
IELTSを受けたくない人はPTEに切り替えを!

さて、「IELTSを何度も受けているけどスコアが取れない」という人は、一度PTEに切り替えることをおすすめします。
というのも、PTEはIELTSに比べて攻略がしやすいからです。
PTEを攻略する為には、PTEに特化した試験対策に取り組むことが、合格への近道です。
特にライティングとスピーキングに関しては、独学ではなかなかスコアを伸ばすことが出来ません。
時間と努力を無駄にしない為にも、PTEを知り尽くした試験対策プログラムを受講することが要となってきます。
日本ではまだあまり耳にしないPTEですが、日本でのPTE受験も可能です。
IELTS受けたくない場合の切り替え法まとめ

海外留学や移住を希望する人にとって、英語力証明の提出は避けては通れない道。
IELTSに何度も落ちていたりすると、受けたくない気持ちが先行してしまうのは当然ですよね。
だからと言って、諦める必要はありません。
攻略がしづらいIELTSではなく、攻略しやすいPTEに切り替えれば良いだけの話です。
PTEテスト攻略での試験対策をしっかりとし、貴方の夢に近づけて下さいね!