

でも、重病を抱えていたり犯罪歴があったりといったことがない限り、自分に関係のある部分はそれほど多くはないはずよ。
今回の記事で説明してあげるわ。

病気面も心身ともに大丈夫!
ぜひ教えて!
ワーキングホリデービザの延長には、以下の手続きが必要となります。
②申請用紙を紙に印刷の上、記入する(オンライン申請は不可)
③在住している都市を管轄している移民局へ提出(郵送か対面)
④申請許可の連絡(許可されなかった場合はその連絡)が届く
前回の記事では、ワーホリ延長ビザの概要と申請条件、
そしてコロナウィルスの問題がワーホリ延長ビザ発行に何かしらの影響を与えているのかどうか?
について解説をしました。
今回の記事では、ワーホリ延長ビザの申請用紙の記入方法をメインに、
延長ビザの申し込みに必要な一連の手続きについてご説明します!
目次
ワーホリ延長ビザ申請時の必要書類・申請費用
申請時に必要な書類と、申請費用は以下の通りです。
慌てないよう、申請用紙の記入前にご用意されておくことをおすすめします。
- パスポート
- 過去6ヶ月以内に撮影した、パスポートサイズ(縦4.5cm 横3.5cm)の顔写真 計2枚 ※申請用紙のSection Aで使います
- 3ヶ月間分のseasonal workの就労証明書 ※申請用紙のSection Dで使います
- 帰国時の航空券、もしくは帰国時の航空券を購入できる資金を証明するための銀行取引明細書
- 申請費用 280ニュージーランド・ドル(クレジットカードで支払い可能です)
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ワーホリ延長ビザ申請用紙の記入方法

それなりに長いから、注意深く埋めていくようにね。

注意深くがんばるよ!
ワーホリ延長ビザの申請の際は、以下の申請用紙を使用します。
こちらの申請用紙をダウンロードの上、全ページを印刷して記入を進めてください。
それでは、以下より、申請用紙の記入方法をご説明します!
概要

(1ページ目)
この申請用紙は、補助的な季節雇用者(SSE)とワーホリ延長申請(WHE)の兼用書類となっています。
ワーホリの延長を希望する今回の場合には、SSEの項目は関係がないので、WHEにのみチェックを入れます。


(2ページ目)

(3ページ目)
2ページ目には必要書類と延長ビザの概要、3ページ目には健康要件と人格要件が書かれています。
ワーキングホリデー延長ビザの申請には、Section A, B, D, E, F, Gの記入が必須で、Section Jで支払い方法について記載する必要があります。
こちらのページでは、特に記入項目はないので、記載内容を確認の上、特に問題がなければ読み進めます。
Section A 「個人情報」
Section Aでは、氏名や生年月日、出生地など、あなたに関する一般的な個人情報を記入します。

(3ページ目)

(4ページ目)
Section Aで注意すべき点は以下の通りです。
- 過去6ヶ月以内に撮影した、パスポートサイズ(縦4.5cm 横3.5cm)の顔写真を貼り付けること
- 貼り付ける前に、顔写真の裏面にフルネームを記載しておくこと(事務処理中に剥がれてしまう可能性があるため)
- 名前や住所などは大文字(capital letters)で記入すること
- 記入するのは出生地であって、ニュージーランドにおける現住所ではありません
- A10におけるin civil union(法的に承認されたパートナーシップ関係)とは、特定の国におけるLGBTのカップルを対象に、パートナー関係を法的に認める制度を使用している人たちのことを指します
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Section B 「住所等連絡先」
Section Bでは、母国(日本)とニュージーランドにおける住所と連絡先について記載します。

(4ページ目)

(5ページ目)
Section Bで注意すべき点は以下の通りです。
- 名前や住所などは大文字(capital letters)で記入すること
- 日本の住所を英語表記する場合の順番に気をつけること(狭→広の順に書きます)
入力後は、Section Cを飛ばして、Section Dに進みます。
Section D 「ワーキングホリデービザに関して」
Section Dでは、現在保有しているワーキングホリデーを使って、3ヶ月以上のseasonal workをしてきた経歴を記載します。
申請条件を満たしていることを証明する、最も重要な記入箇所と言っても過言ではないです。
慎重に書きましょう!

(6ページ目)
Section Bの記入で注意すべき点は以下の通りです。
- 申請時には、記入したseasonal workをしてきたことを証明する書類を添付すること
- ニュージーランド出国のチケット、もしくは出国チケットを購入する資金があることを証明する書類を添付すること

Section E 「犯罪歴等の質問」, Section F 「健康情報」
Section Eでは、申請者の人格に問題がないことを示すため、犯罪歴等に答えます。
Section Fでは、健康状態に問題がないことを示すため、健康情報について答えます。
重犯罪や重篤な疾患をお持ちの方以外はNoにチェックするだけの項目となるので、同時に説明していきます。

(6ページ目)

(7ページ目)

(8ページ目)
Section E, Fに関しては、
重犯罪の経歴や健康状態に問題がない人の場合、
注意すべき点は特にありません。
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Section G 「(記入した内容に偽りがないことに関する)声明」
Section Gでは、上記A~Fに記入した内容に偽りがないことに対し、
サインと言う形で宣言する項目になります。
この項目は、署名によって自分が負う責任等が書かれている重要な項目なので、
以下より全文を翻訳します。

(8ページ目)
【宣誓事項】
- 私は、申請用紙の質問と内容を理解し、記入した情報・添付した情報が真実であり、正しいものであることを承知しています
- 私は、虚偽情報や誤解を招く情報が提出された場合に、警告なしに申請が拒否される可能性があることを承知しています
- 私は、この申請をしてから決定されるまでの間に、申請内容(連絡先住所・電話番号等)に変更があった場合、ニュージーランド移民局(INZ)に連絡する義務があることを承知しています。さらに、私は、ビザの期限が切れる前にニュージーランドを出国する責任があり、出国しなかった場合は強制送還されることを承知しています
- 私は、ニュージーランド移民局が自分の就労資格に関する情報をオンラインVisaViewシステムを介して雇用主に提供する可能性があることを承知しています(このVisaViewは法律で認可されています)
- 短期就労ビザの保有者は、一般的に公的な医療・障害サービスを受けることができません。(ニュージーランドとオーストラリア、イギリスとの間の互恵保健協定の対象となっている人は、すぐに必要な医療行為に限り、公費による医療を受けることができます)
私は、無料治療を受けられない場合に、ニュージーランドで必要とされる健康管理や医療支援の費用を支払うことを承知しています。 - 私は、移民アドバイザーから移民アドバイスを受けた場合、その移民アドバイザーが法律に基づくライセンスを取得していない場合、INZが申請書を返却することを承知しています
- 私は、INZが私の健康状態と移民ステータスに関する情報を医療サービス機関に提供することを許可します
- 私は、医療サービス機関が私の健康状態に関する情報をINZに提供することを許可します
- 私は、INZがこの申請書の記載情報に関して、必要調査を行い、本申請の可否を判断すること、およびその後の入国資格に関する調査を実施することを許可します
- 私は、これらの事項に関連する情報を保有する機関が、その情報をINZに開示することを許可します
以上の宣誓事項に特に問題がなければ、サインと日付を記入します。
このサインは、パスポートと同じsignatureがベターです。
Application checklist(記入内容確認表)
Application checklistでは、必要な記入事項・添付事項が全て完了できているかを確認します。
記入したものを確認して、大丈夫そうなら右の欄にチェックしましょう。

(11ページ目)
Section J「支払い情報」
Section Jでは、申請費用の支払い方法について記入します。
画像では、クレジットカードでの支払いについてのみ解説しています。

(12ページ目)
2020年8月22日現在、ワーホリ延長ビザの申請費用は280ニュージーランド・ドルです。
しばしば変更されるので、下記参考リンクより、申請時点での費用をご確認ください。
以上で記入事項は終わりです。
お疲れさまでした!
最後に、この記入した申請用紙と、必要書類の申請先についてご説明いたします。
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ニュージーランド移民局へ提出
申請書類一式を完成させたら、移民局に提出します。
提出方法としては、以下の2点があります。
①郵送による方法
②移民局に出向く方法
郵送先の住所は以下の通りです。
Immigration New Zealand
PO Box 76895
Manukau City
Auckland 2241
New Zealand
なお、ワーホリ延長ビザ関するお問い合わせ先は以下の通りです。
ニュージーランド移民局 コンタクトセンター
電話番号:0508-558-855
※ニュージーランドの固定電話の場合通話料無料
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まとめ
いかがでしたか?
一連の手続き、最後までお疲れさまでした!
申請内容に特に問題なければ、1ヶ月程度でワーホリ延長ビザが添付されたパスポートが住所に届きます。
用紙記入と申請内容の確認、写真の用意などで2時間程度はかかってしまうかもしれませんが、
申請さえ許可されてしまえば、引き続きニュージーランドに滞在できるので、頑張りましょう!
ビザ延長のチャンスを活用して、引き続き有意義なワーホリ生活を!
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