※この記事における通貨レート・送金手数料の比較は2020年8月15日時点のものになります。




でも少しくらいの違いだったら、いつも使っている銀行から楽に送りたいな...。


ちょっと詳しく教えて!!

お仕事、旅行、留学、ワーキングホリデー等で海外送金する方もいらっしゃるかと思いますが、
日本の銀行口座から海外へ送金されている方が多いのではないでしょうか。
しかし、革新的な送金手段を確立している国際送金業者を利用することで、
よりローコストで国際送金することができる場合があります。
今回は、価格破壊的とも言える低価格で国際的に注目されている
「トランスファーワイズ」という国際送金サービスについてご紹介します!
目次
トランスファーワイズの手数料・レートを比較検証!


2020年8月15日の為替レートは1NZDあたり69.72JPYだから、最大で約23,500円、最終的に受け取れる金額が変わってくるわね。

(送金額45万円をニュージーランドに送る場合の比較)

同じ金額を送金しても、業者によって最終的に受け取れる額が全然違うんだね。

手数料が安くても、レートが悪いと最終的に送金先に入金される額が少なくなってしまう点に注意ね。
業者を選ぶときは、最終的に自分が受け取れる金額で比較するべきよ。

(トランスファーワイズ公式ウェブサイトより引用)

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ローコストを実現した仕組みとその安全性


あまり名前を耳にしないし、少し心配かも。

簡単に言うと、中継銀行を介さないシステムを使用しているからローコストで送金できるの。
銀行を使用した既存の国際送金と、このサービスの根本的な違いについて、
簡単にご説明します。
これまで、ある国の銀行口座から、その他の海外の銀行口座にお金を送る場合には、
中継銀行(Correspondent Bank)を経由する必要がありました。
そのため、送金・受取にかかる基本的な手数料に加え、中継銀行を経由する際に発生する手数料、
を、顧客は負担する必要がありました。
一方、このサービスでは、
中継銀行を介す必要のあった従来の国際送金を、
【お金を送る銀行口座→トランスファーワイズの銀行口座】
【トランスファーワイズの銀行口座→お金を受け取る銀行口座】
とすることで、実際のお金の流れ自体は、
それぞれの国内での資金移動だけで済むシステムを使用しています。
つまり、中継銀行を通さない画期的なシステムにより、
費用と送金時間を大幅にカットすることに成功したんですね。
このシステムにはFinTech業界で話題のブロックチェーン技術が組み込まれているので、
私たちが国際送金を安く、そして便利に利用できるようになったのは、
システムエンジニアさん達のお蔭と言えますね!
ちなみにトランスファーワイズは、
平成27年より関東財務局の認可を受けている民間の資金移動業者です。
顧客の送金資金も保証されています。
利用時における安全面に関しては問題なさそうです。
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日本語サポートで安心!スマート手続きのトランスファーワイズ!


ところで、トランスファーワイズは日本のサービスじゃないみたいだけど、登録方法や利用方法は面倒くさくないの?

日本語で書かれているから、操作方法に困惑することはないはずよ。
どうしても操作方法が分からなかったり、トラブルがあった場合には、日本語でサポートしてもらえる点も安心ね。

でも、公式ウェブサイトを見たけど、書類を送信したり手順は少なくなさそう...。

だから全ての金融機関は、海外送金において重要な書類提出を利用者に求めることが義務付けられているわ。

なら協力しないとね!

トランスファーワイズでの一連の必要手続きに関しては、
公式ウェブサイトにスクリーンショット付きの詳細な記載があるので、そちらをご参照ください。
簡単に大まかな手順だけご説明すると、
- カメラ写真での書類提出
- 銀行振込
- 最終的な入金確認
の3つの手続きが必要です。
特に提出書類に関しては、本人確認書類と一緒にセルフィーを撮影したりと、やや手間が掛かります。
しかし、これらの書類提出は他の金融機関においても義務付けられているものなので、
日本の法律上必須の手続きになります。
他の金融機関において書類提出をする場合には、
紙媒体でコピーを取って郵送する必要がある場合もありますが、
トランスファーワイズの場合には、
スマホ一台あれば手続が完了するお手軽さも魅力の一つです。
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海外送金にかかる所要日数はたったの1日!
少し前になるのですが、2018年7月、
私もトランスファーワイズを利用して、ニュージーランドから日本へ海外送金をしています。

7月30日にトランスファーワイズへの登録を終え、その日にトランスファーワイズ指定の銀行口座へ、スマホから入金。
トランスファーワイズが入金を確認し、私の日本銀行口座へ送金してくれたのが、同日の7月30日。
翌日の7月31日、日本の銀行口座にて送金が完了していることが確認できました。

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まとめ
トランスファーワイズは、割安な国際送金を実現した革新的なサービスです。
生活費の送金などで数十万円・数百万円単位で送金する場合、海外送金の手数料は数万円にも及ぶことがあります。
銀行よりもローコストで済むことが多いので、
ぜひ選択肢の一つとしてご検討ください!
手数料等が浮いたお金は、現地で美味しいものを食べたりして使っちゃいましょう!!
詳細は以下の記事で解説していますので、参考にしてみて下さい。
現地での当面の生活費はどうするの?