日本と海外の子育て比較!移住者が在住国の子育てと教育環境を告白!

私はニュージーランドに住んでおり、妊娠・出産、そして子育てに関しても全てニュージーランドで経験をしています。

妊娠している頃、道を歩けば通り過ぎる多くの人が笑顔を向けてくれました。

ある冬の日、レストランで夕食をしていたのですが、ある30代くらいの男性が2人ほど来て、

「向こうの席の方が暖炉に近くて暖かいから、席を交換しようよ」

と、声をかけてくれました。

臨月に近かった頃、あるカフェの座席で大きなお腹をさすっていたら、ウェイトレスの女性に

「出産はいつなの?あなたは本当に美しい妊婦さんね!」

と声をかけてくれ、この国の人はなんでこんなに優しいんだろうと、感謝の気持ちでいっぱいでした。

現在子育て中ですが、日本と比較して、子供の育つ環境や学ぶ環境はずっと優れているなと感じます。

さて今回の記事では、日本と海外の子育て事情について比較すべく、海外移住者の協力を得て意見を聞いてみることにしました。

英語圏・ヨーロッパ圏・アジア圏に分け、海外移住者の意見を紹介していきます。

 

日本と海外の家族愛の違いは?英語圏の場合


まずは英語圏に住む海外移住者の意見から紹介していきます。

 

アメリカ在住(48歳女性)

子供が自分で考えて行動する力をつけるには、日本よりアメリカの方がいいと感じています。
投げかけられた問いに対して、何か期待される特定の答えがあるわけでもなく、自由に答えてそれぞれ評価されます。

基本的にどんな小さなことにも褒め言葉をかけてもらえるというのが、子供にとって良いと思いました。

また、コロナ禍になった時、オンラインクラスに移行するのがとてもスムーズで柔軟でした。

 

カナダ在住(47歳女性)

子供を育てるには良い環境だと思います。
子供たちに優しい人が多く、寛容です。

例えば、買い物をしていて赤ちゃんが泣き出しても、ほとんどの人が嫌な顔をせずに温かく見守ってくれます。
日本だと「早く泣き止ませなくては」と焦ってしまいますよね。

学校も詰め込み式ではなく緩やかなので、子供たちはのびのび育っている印象です。

 

カナダ在住(30歳女性)

教育費は一切かかりませn。
日本だと教育費用を3大支出の中の一つとして大きな額を貯めなければいけません。
ですが、カナダの場合は大きな費用ではありません。

日本だと未だに、「その人がどんな人で、どんな能力を持っているのか?」を見るわけでなく、卒業校が大切。
学びたいことを学べる環境でないのが、世界から大きく遅れをとっているところだと思います。

 

イギリス在住(55歳女性)

両親ともが英語を母国語としない場合は、かなり難しいと思います。
幼いうちから学校に行くと子供の英語力はネイティブ並みになりますが、日本語は遅れます。

イジメはあるので覚悟も必要です。

英国で教育を受けたなら、英国の大学に行く方が楽です。
中途半端に英国で学び、中高生になってから日本の受験戦争に巻き込まれると苦労します。

英国の方が「個性を伸ばす教育、物事を考えさせる教育」をしてくれます。
発言のできない子には難しいです。

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日本と海外の家族愛の違いは?ヨーロッパ圏の場合


次に、ヨーロッパ圏に住む海外移住者の意見を紹介します。

 

フランス在住(47歳女性)

とても良い環境です。
まず、公共機関(列車やバスなど)ではベビーカー専用の場所があり、乗り降りも必ず周りの人が手を差し伸べてくれます。

夫婦共働きが大多数を占めるので、託児所・学童・ベビーシッターなどの制度が整っており、安心して子供を預けることができます。

幼稚園からの義務教育で、たいていは学校が休みの水曜日に、各自の習い事やスポーツなどを当てています。
スポーツも所属クラブ単位なので、試合なども土曜日を使って行われます。

高校入学時に自分の将来に向けて進路が分かれ、大学受験に関しては全国一斉のバカロレア試験なので、日本のようなギスギスしたお受験戦争や夜遅くまでの塾、部活動に振り回されることがなく、のびのびと自分らしく成長している印象があります。

また哲学の授業があるので、考える力がかなりついていると思います。

 

フランス在住(56歳女性)

フランスで子育てしましたが、誰もが「子供を産んで幼稚園を終えるまでは最高だ」と誰もがと言います。
妊娠して安定期に入ると手当が支給され、出産は無料、子供が18歳になるまでなんらかの手当てが支給されます。

託児所、保育ママの制度が整っており、3ヵ月から預かってもらえます。
3才になる年から幼稚園に入園、9月はじまりなので、2歳9カ月の子供から入れます。

幼稚園、学校教育は無料。
私立は多少払いますが、日本ほどではありません。

制服もないので自由。
大学もちなみに無料です。
 

日本と海外の家族愛の違いは?アジア圏の場合


最後に、アジア圏に住む海外移住者の意見を紹介しますね。

 

フィリピン在住(44歳女性)

子供を育てるには、日本より良い部分が多いと思います。
子供の内面というか、健やかな精神面を育まれるという点ではフィリピンの方が良いと感じます。
多様性が自然に認められている文化なので、コンプレックスも少なく育つような気がします。

 

韓国在住(26歳女性)

日本より子供が遊べる施設が多く、外が暑い日でも寒い日でも、室内で走り回れる場所が多いのは良いところだなと感じます。
また、公園も地面が砂利ではなく、柔らかい素材になっているので転んでも痛くないです。

バスや電車でも子連れだと席を譲ってくれる方が多いので助かっています。
日本と韓国、それぞれ良いところもあり悪いところもある、と言った感じです。

 

韓国在住(38歳女性)

それぞれ両親の国ではなく、第三国であれば上手くいく可能性が高いのかなと思います。
両親どちらかの国で過ごすのであれば、片方の国の知識が優勢となってしまうと思うので、子供が小さいうちにそれぞれの国に住んでみるのであれば問題無いと思います。

私は韓国の教育方針が好きではないので、もし私に子供が生まれたら小学校からは絶対に日本に戻りたいと思います。

 

シンガポール在住(38歳女性)

日本は義務教育なので必ず学校に通わなければならず、多くの子供たちが家の近くの学校に通います。
海外ではそ子供にあった学校を選ぶことができ、通わない選択をすることもできます。

また生活していく中で、多言語、他人種が日本国内より多数いるので、多言語や他人種に対する壁や抵抗が自然と少なくなるのではないかと思います。
 

中国在住(33歳女性)

中国の市立、私立、インターナショナルスクール、日本人学校と4種類の学校があるので、日本よりは色々選択肢があると思います。

しかし母国語を日本語として育てたい場合は、やはり日本と同じ教育が必要になるので、日本人学校を選ばざるを得ないです。
日本人学校は学費も高く、それなりに経済的に裕福でないと入学させるのは困難です。
大手企業の駐在員家族も多く通っているので、貧富の差により家族付き合いもなかなか大変です。

だからと言って学費が安い中国の市立に入れると、言語含む全てにおける教育が中国思考となってしまいます。
よって日本人として過ごすのは、なかなか微妙だと思います。

まずは何の語学と、どこの教育を身に着けたいのかを良く考える必要があります。
日本人として日本語や日本文化を身につけさせたいのなら、教育の場としてはやはり日本が最適です。
 

台湾在住(23歳女性)

とても良い環境だと感じます。
特に教育面に関しては、台湾は日本と比べ進んでいるなと感じます。

例えば、英語教育に関しては幼稚園生から始まります。
大学の場合は卒業条件等が厳しく設定され、教科書は全て英語。
グローバルに対して力を入れている国だと感じます。

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まとめ


今回は、日本と海外の子育て事情について、海外移住者の赤裸々な意見を紹介させて頂きました。

日本の同調教育と比較し、特に英語圏やヨーロッパ圏の場合は、個人を大切にした教育であることが徹底的な違いと言えるのではないでしょうか。
そして教育費などの国からの支援も、かなりしっかりしている印象ですよね。

家族優先の海外と仕事優先の日本でも紹介させて頂きましたが、家族を優先することに理解のある国の場合、子育てはかなりしやすいと思いますよ。

ABOUTこの記事をかいた人

ニュージーランドの南島でファーム暮らしをしているカブラルです。 旅行、美味しいご飯とお酒、楽しいことの企画が大好きです。 ファームステイや南島周遊ツアー、ワーホリサポートを提供しており、皆さんのニュージーライフを楽しいものにするお手伝いをしています♪