OET試験対策おすすめ参考書と問題集!結局どの勉強法がいいの?

OETは、TOEFLやIELTSと比較するとまだまだ知名度が低いかもしれません。

しかし、新型コロナウイルスの影響でUSMLE STEP2CSが中止となり、代替試験としてOETが採用されたことで注目を集めました。

医療従事者が海外での活躍を目指すなら、避けては通れないOET試験。

ひと昔前は、OET試験対策として海外留学するのが主流でした。

今は留学せずとも、オンラインスクールのOETコースを受講することができます。

とはいえ、スクールを受講する時間はない、試しに勉強してみたいだけという人もいるのでは?

最近では、OET試験対策用の参考書や問題集が増えてきています。

そこで今回は、OET試験対策におすすめの参考書と問題集を技能別に紹介していきます。

 

OET試験対策まずはこれ!総合的な流れがわかる

OETを初めて受験する人は、まずはOETの雰囲気をつかむと技能別の勉強がしやすいです。

OETはどのパートでも350点以上取らないと合格できないので、苦手分野を把握することが大事です。

 

OET公式ホームページの無料サンプル

OET公式ホームページでは、無料サンプルテストが受けられます。

公式、かつ無料なら、利用しない手はありません。

ただし、ライティングは添削してもらわないと実力アップは難しいです。

 

OET公式問題集

OETが公式で出している総合問題集です。

まずこの1冊をやれば、OETの流れや苦手分野がわかるでしょう。

OETのリーディングとリスニングは医療従事者共通の問題ですが、ライティングとスピーキングは医師用、看護師用、薬剤師用など、職種別の問題集となっています。

Amazonでの購入が可能なので、リンクを貼っておきます。

残念ながらスピーキングの解答例はありません。

 

OET公式YouTubeチャンネル

OETの公式YouTubeチャンネルでは、かなり多くの動画が見られます。

公式問題集や公式ホームページのサンプルテストを利用しています。

問題集では解答例がないスピーキングのサンプル動画もあるので、公式問題集と併用すると良いでしょう。

 

Official Guide to OET (Kaplan Test Prep)

OETをゼロから解説してくれている総合参考書です。

試験日までの勉強計画カレンダーや、テスト前日や当日にやるべきことなども記載されています。

「OETが初めて」という人におすすめの1冊です。

 

OET試験対策リーディング&リスニング問題集

リーディングとリスニング対策におすすめの参考書、問題集を紹介します。

リーディングとリスニングは全職種共通です。

 

OET Reading & Listening Skills Builder

リーディングとリスニングが1冊になった問題集です。

OET公式でない本はレビューが低いものが多いのですが、この本はレビューが良いのも安心できます。

 

OET Preparation Book: Reading Sub-test, Volume 2

オーストラリアのOET講師が著者です。

レビューも高いです。

Volume1もありますが、内容が被るのでVolume2だけで良さそうです。

 

OET試験対策ライティング&スピーキング問題集

OETのライティングとスピーキングは、職種別の出題です。

医師、看護師用の問題集は種類がありますが、その他の職種は専門の本は現時点ではありません。

前述の公式問題集を活用ください。

 

OET Speaking and Writing Made Easy for Nurses

看護師用のスピーキングとライティングの問題集です。

アウトプットであるスピーキングとライティングは、日本人が苦手とする分野です。

内容はロールプレイや練習問題がたくさんあり、実践的に力をつけられます。

著者はインドのOET講師で、彼女が運営するスクールはOET公式サイトにも掲載されています。

 

OET UPDATED PREP PLUS FOR DOCTORS: Detailed 3-IN-1 Guide For OET Writing, Speaking & Listening

こちらは医師用の参考書です。

ライティング、スピーキングに加えて、リスニングも入っています。

練習問題は多くなく、各パートの対策やコツがわかる本です。

他の問題集と併用すると効果が上がりそうです。

 

OET Medicine Speaking Role Play Cards

医師用のスピーキング問題集です。

20のロールプレイが収録されています。

解答例やメモページもあります。

特にスピーキングが苦手という人は、スピーキングに特化した教材を使ってみてはいかがでしょうか。

 

OET SPEAKING FOR NURSES: Simplified to get grade A/B

看護師用のスピーキング対策本です。

参考書と問題集が1つになっています。

対策や採点ポイントなどの解説と、17のサンプル会話と18の練習問題が収録されています。

母語の訛りを改善する方法なども載っていて、OETの為だけでなくスピーキング力が上がる1冊です。

 

OET試験対策!効果的な勉強法は?

参考書や問題集が増えてきましたが、IELTSやTOEFLに比べると少なく、いまいちなものも見られます。

IELTSを勉強したことがある人なら、アカデミックな単語は役に立ちます。

試験はどんなものでも傾向と対策を抑えるのがポイント。

スピーキングやライティングは、添削してもらうことが点数アップの近道です。

しかし、ネイティブなら誰でも添削ができるわけではありません。

医療の専門知識とOETの知識が必要です。

参考書や問題集を使っての独学は、時として勉強方法が正しいか不安になるものです。

まずは自力で頑張ってみるのもいいですが、OET専門講師によるオンラインスクールの受講がより効率的です。

 

OET試験対策!おすすめ参考書と問題集まとめ

OET試験対策の参考書や問題集は徐々に増えつつあります。

しかし他の英語試験に比べると数は少なく、質も疑わしいものが見られるのが事実です。

OET公式の問題集から使用するのが間違いないでしょう。

一人で参考書や問題集で勉強するのに行き詰ったり不安を覚えたら、OET試験対策コースのあるオンラインスクールをおすすめします。

皆さんの世界での活躍を応援しています!