OETの勉強を始める時、日本に居ながら勉強できるのかどうか、まず疑問に思いますよね。
OETはオーストラリアを中心とした、海外での医療従事に進む際に必要なテストです。
海外で医療従事者として働くことを目標にしている人であれば、必ず通る道ですね。
OET留学などはよく耳にしますが、果たして日本で勉強できるのでしょうか?
OETが日本で勉強ができるのかどうか、どういった勉強法がおすすめなのかまとめました!
目次
OETとは?

OETとは“Occupational English Test”の略で、医師や看護師など医療従事者向けの英語試験です。
英語が母語ではない医療従事者が、「海外で働くことのできる英語力があるか」を測るテストで、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4つの技能から総合的な英語力を判定します。
日本ではマイナーかもしれませんが、海外では広く認知されています。
オーストラリアやカナダ、ニュージーランド、シンガポールなど、多くの国の医療現場で英語力の指標として利用されている資格です。
OETは日本で勉強できる?

結論から言うと、OETは日本で勉強することができます!
なぜなら、現代はとても効果的なオンライン講座や教材があるからです。
実際にこれらのオンライン講座で日本に居ながら勉強し、合格をした人がいます。
今週末はOETという超マニアックな英語資格試験を受験しに大阪へ来ました!
なんだか大阪って関東と文化が違いすぎて、どことなく海外来たみたいな感覚を覚えるのは自分だけでしょうか? pic.twitter.com/V4bPAHPKve— 麻酔科医ふみふみ🥭 (@anesth_investor) August 22, 2020
そうは言っても、サイトは英語だしなかなか難しいのでは?と感じるかもしれません。
しかし、心配しなくても大丈夫です。
今回厳選して、おすすめのオンライン講座や教材を紹介しています。
更に、今回紹介するオンライン講座や教材で、OETに合格したという人は全世界にいます。
また、勉強するのに最適なコツを分かりやすくまとめました。
これらの記事を読めば、日本にいながらOETの合格を目指す勉強をすることが出来ますよ!
OETを日本で勉強するコツとは?

早速、日本でOETを勉強するコツを紹介します。
OETは4つの試験分野から成り立っています。
各試験ごとに解説していきます。
リーディング
リーディングのテストは45分です。
OETリーディング対策でも述べたように、3部構成で成り立っています。
リーディングのテストで重要視されるのは、医療英単語を知っているかどうか、ということです。
それ以前に文章を読めなければいけませんので、基礎的な英語を知っていることは大前提。
基礎的な英語を固めたら、医療英単語を暗記する必要があります。
ライティング
ライティングのテストは40分です。
ライティングの試験はまず、患者の情報が記載されたメモを渡されます。
そちらを参照に、紹介状のお手紙を書くというものです。
ライティングのテストで重要視されるのは文章の正確さです。
ポイントについては、OETライティング対策で述べた通りです。
リスニング
リスニングのテストは40分です。
こちらもOETリスニング対策で解説していますが、3部構成から成り立っています。
リスニングのテストで重要視されるのは、どのようなアクセントにも対応出来る能力です。
多くの日本人がつまづく分野なので、特に注意が必要です。
オーストラリアやニュージーランドを始め、多くの国の英語の訛りを抑える必要があります。
スピーキング
スピーキングのテストは20分です。
OETスピーキング対策で解説した通り、患者役と医者役に分かれ、ロールプレイで会話をしていきます。
以前は日本の海外保険に入って日本語通訳してくれるクリニックにしか行っていなかった。
今回は、勇気を出して通訳無しで、英語オンリーへ飛び込んでみた。
お医者さん優しかったし、会話が全部OETだった。本当に勉強して力になってるなぁ〜と実感🥺
— J🇦🇺NCLEX勉強中 (@yoji97135069) February 20, 2022
スピーキングのテストで重要視されるのは会話のスムーズさです。
尋ねられた内容にすぐに返せるようなテンプレを抑える必要があります。
OETを日本で勉強!おすすめの教材は?

リーディングやリスニングでは、教材を用意することで独学で合格を目指すことが出来ます。
上記で紹介したポイントを抑えるのに、おすすめの教材を紹介します。
OET公式問題集
医療英単語テキスト
まずは医療英単語を覚えたいという場合に有効です。
小説のように読み進めていくことができるので、楽しく勉強できます。
日本にはそもそもOETの教材が劇的に少ないというデメリットがあります。
日本ではOET教材を手に入れにくい。どうするか
↓
Amazon.aus でamazon kindleの会員になって教材を手に入れるのは一つの方法です。私が個人的に使ってみてreading C+→Bに上がったのは pic.twitter.com/l6FsSu4YWK
— Dr Hana 🇦🇺 医師を目指しています (@melbourunrun) July 9, 2020
また、教材による独学の場合、ライティングの添削やスピーキングのサポートを受けることはできません。
その点は考慮しておいた方が良いでしょう。
OETを日本で勉強!おすすめオンライン講座は?

OETを日本で勉強し、合格率を高めるならオンライン講座が有効的です。
リーディングやリスニングは独学で何とかなります。
しかしスピーキングの発音やライティングの添削は、1人ではどうしても限界がありますよね。
そこで、おすすめのオンライン講座を2つ紹介します。
イギリス発のOETオンライン講座は合格まで無期限コースが4万円弱。
日本初のOETオンライン講座は24週間コースが98万円。
大きなメリットは、ライティングの添削やスピーキングのサポートを受けることが出来ること。
独学で合格を目指すよりも、ずっと確実な近道です。
オンライン講座は有料になりますが、お金を払う価値は大きくあります。
にしても、日本の英会話スクールや英語資格講座が高額すぎてちょっとビックリしました。。。
OETを日本で勉強!まとめ

OETは日本で勉強できるのか、調査しました。
結果、日本に居ながらでも十分勉強できるということがわかりましたね。
しかし、独学で勉強するにはリスクがあるということも事実です。
やはり、OETの専門家の力を借りるオンライン講座が合格への最短ルートであると言えます。
今回紹介した教材もおすすめですが、オンライン講座が最も効率的であり、合格への近道であることに間違い無いでしょう。
OET一発合格者を世界に多く輩出しているSwoosh Englishの口コミも参考にしてみて下さいね。