海外移住の利点と欠点は?先輩移住者から移住希望者へアドバイス!

コロナ後、日本では海外移住を希望する人が増えていると聞きました。
実は日本だけじゃなく、世界中で海外移住を視野に入れる人が増加しているようです。

英語でのリサーチによると、私の住むニュージーランドへの移住を望む声も世界で広がっているようです。
というのも、コロナに対するニュージーランドの政策が世界で評価されたことに関係があるようです。

今回の記事では、海外移住を検討する前に知っておきたい「海外移住の利点と欠点」についてまとめてみました。

日本人海外移住者に協力してもらい、経験者だからこそ伝えられる利点と欠点、そして今後海外移住をしたいと考えている人に向けてのアドバイスも聞いてみました!

 

海外移住の利点と欠点を教えて!


英語圏、ヨーロッパ、アジア、それぞれの海外移住者が思う利点と欠点について紹介していきます。

 

英語圏海外移住者の意見

まずは英語圏に住む海外移住者の意見から紹介していきます。

 

アメリカ在住(36歳女性)

海外移住せず日本に残っていたら、だいたい先が見えていたと思います。
安定と言えば安定ですが、今の人生に比べると全く面白くないです。

思いがけず冒険する機会がもらえて、平凡な人生だったのが一気におもちゃ箱をひっくり返したようになりました。
それがよかった点です。

一方で、日本でのキャリアは移住先ではあまり意味がなくゼロに戻ってしまいました。
今の場所でも少しは繋がりができる仕事を持っていれば良かったと思っています。

 

アメリカ在住(48歳女性)

アメリカには出身国、性別、宗教、全てにおいて多様な人々がいます。
よって一般常識がそれぞれ違うので、皆が共通して思う一般常識に縛られることがなく、大変気楽でいられることが大きな利点だと思います。

数ヶ月で日本に戻ると思っていたので、完全に引越しをせず、荷物を預けてきてしまいました。
まだそのままになっています。
日本からの年金の受け取り手続きなど、調べないといけないことが多いことが欠点でしょうか。

 

カナダ在住(47歳女性)

基本的には利点ばかりだと思っています。
日本とは違う文化に触れあえたこと、日本では出会うことはなかったであろうたくさんの違う国の人たちと出会えたことです。

そしてこっちで出会った日本人の人たちとの集まりで、改めて日本の文化の面白さや興味深い部分も見ることができました。
日本に居たらそこまで考えなかったと思います。

 

カナダ在住(30歳女性)

カナダに移住して、人生をもっと感じることができるようになりました。
自分の人生は自分の為のもので、大切な人とゆっくりと日々を過ごすことができ、生きていて楽しいと思えます。

日本だとただ死ぬまで働き続ける牢獄なので、死ぬのを待っているという感じでしたが、今は心が晴れ晴れできて、人生の意味を感じることができ、ただただ幸せな時間を過ごせています。

 

イギリス在住(55歳女性)

利点は最愛の夫に出会えたこと。
身体にハンデはあっても、好きな仕事をさせてもらえていること。
心身ともに心配なことがあれば、相談できる職場環境なこと。
空気がきれいで緑が多いこと。
時間の流れがのんびりして感じられること。
あくせくしていない。

欠点は日本語力が落ちたこと。
日本の状況がよくわからないこと。
日本の今の文化についていけてないこと。
両親をすぐ助けに行けないことです。

 

ニュージーランド在住(59歳男性)

苦労はさせられましたが、独立心が養えたことです。
また考え方が大きくなり、物をみる視野が広がりました。

人に対しても優しくなったり、せかせかしなくなりました。
人の助け、親切の有難さというものがより一層感じるようになりました。

後悔するくらいなら、最初から海外移住はしない方がいいと思います。
自分が決めたことの責任は全部自分にありますから、結果がどうであろうが納得するべきです。

 

ヨーロッパ海外移住者の意見

次に、ヨーロッパに住む海外移住者の意見を紹介します。

 

フランス在住(47歳女性)

利点は、様々な環境や言語、習慣の人々に出会え、自分自身の視野が広がり色々な角度から物事を分析できるようになったことdえす。

また、日本の義務教育で身に着けた一般常識は世界では当たり前ではなく、「必ずしも皆と同じでなくていい」と体験でき、自分らしく堂々と生きることができるのは人生の糧であると感じています。

多言語を話せるようになったことも利点の1つです。

後悔や欠点だと思えることは特に思い当たりません。

 

ルクセンブルク在住(56歳女性)

自分のままでいられることが利点です。
相手の求めている反応を強いられ、標準でいることが求められる会社より、海外で働く方がずっと自分のままでいられます。
また、みんな違うことが当たり前なので、その多様性に直に触れられ、ホッとするものがあります。

欠点は、家族・親族・友人や知人となかなか会えないことです。

 

アジア海外移住者の意見

最後に、アジアに住む海外移住者の意見を紹介しますね。

 

台湾在住(23歳女性)

いろんな国の人と交流する機会が増えたことが利点です。
日本を越えて世界の人といろんな話をするきっかけが増えたことによって、自分の考え方が大きく変わったなと感じました。

更に言語を通して、自分に自信がついたなと強く感じました。
その理由は「自分からアプローチをしないと何も始まらない、動かない」ということを海外に出て強く感じることができたからです。

 

香港在住(29歳女性)

日本人が少ないので、より自立して自分の意見をはっきりと相手に伝える力が身につきます。
香港人は日本人に対してとても優しく好意的なので、一緒に働きやすいです。
生活力や困難に立ち向かう力は海外移住しなければつかなかったと思います。

欠点をあげるとすれば、日本人が少ないので恋愛をするのは大変だし、休日も一人で過ごすことが多く孤独です。
日本との遠距離恋愛は難しく、婚期を逃してしまうかもしれません。

 

フィリピン在住(44歳女性)

利点は、単純に違う文化や暮らしの中で生活できたことです。
英語でコミュニケーションがとれるようになり、日本にいたころより上達しています。
日本ではあくせく仕事していましたが(そうせざるを得ないのが現状)、今はゆったりと過ごすことが出来ています。

欠点を強いて言うなら、日本で家族や友人が楽しく過ごしているのを見ると、この道を選ばない道もあったかなと思う。
つまらないことですが、居酒屋でワイワイ飲んだりするのが好きだったので、そういうことができなくなったことが残念です。

 

韓国在住(38歳女性)

日本では北海道に住んでいたので、海外旅行をする時に雪の影響を受けたりと大変でしたが、韓国からだと他の海外には行きやすく、その点が利点だと思います。

韓国・北海道間の直行便がある為、ちょくちょく帰省出来ると思っていましたが、反日運動やらコロナやら予想外の出来事で帰省が全然出来ず、自分の考えが甘かったなと痛感しました。

 

シンガポール在住(38歳女性)

シンガポールに関してですが、気候に変化が無い為、体はついていきやすいと感じます。
暑いと言っても日本の夏ほど酷暑にはなりません。

災害の心配もほぼありません。

いろんな国の方々が生活しているので、日本人だからといって敬遠されることもなく、むしろ日本人が好きな方のほうが多いと思います。

 

中国在住(33歳女性)

祖父母、両親と離れて暮らすのは寂しいですが、中国の中でも日本発着便が多い都市にいるので、何かあった時もすぐにかけつけれるのが便利だと思っています。

日本国内でも移動に時間がかかる地域がありますが、それより全然早く実家に帰ることができるので、そこはやはり移住先を選ぶ基準として最寄り空港の日本発着便数を重視したのは正解だと思いました。
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海外移住希望者へアドバイスするとしたら?


 
現在海外移住をしている日本人から、海外移住希望者へのアドバイスを伺ってみました。

 

アメリカ在住(36歳女性)

全てを把握したい人、外国人でいることが心地よくない人、他人のミスやズルは小さくても許せない人の場合、海外移住を再考した方がいいと思います。
そういう方は、日本にいた方が幸せに過ごせると思うからです。

病院で保険カバーされると聞けば、日本人なら治療費のほとんどがカバーされると思ってしまいますが、加入保険によっても大きく違い、カバーは少しだけで、ほとんどが自己負担ということもあります。
なので、どんなことも自分でいちいちきちんと確認した方が良いです。

家の補修など、その他についても同じです。
基本的にはビジネス主義で、日本みたいに“お客さんにとってベストな対応”なんてことを期待する人は、海外移住は難しいです。

 

アメリカ在住(48歳女性)

海外生活はそんなに良いものでも悪いものでもありません。
異文化に適応しようとして頑張りすぎて、心の健康を害することもあると聞きます。

海外にいる日本人が頑張っている様子などよくネットで発信されていますが、それは盛っているか、生活のほんの一部です。
なのであまり参考にせずに、海外に来てなんか辛いなと思ったら、一時期頑張るのをやめてみるのが良いと思います。

 

カナダ在住(47歳女性)

カナダは移民が多く、移民にも寛容な国です。
なので是非一度、カナダで体感してほしいです。

そしてカナダ人だけではなく、いろいろな国の人たちと知り合いになって、話す機会を見つけてほしいです。
そしてこちらから日本を見ることで、日本の良さが別の角度からわかります。

こちらで日本人に会うと嬉しくて、すぐに仲良くなりたい気持ちもわかります。
ですがそこは人間関係ですので、日本人というだけで仲良くなれるわけではありませんよね。
海外に来ている方はたまに独特の人がおられるので、そこだけは注意してほしいと思います。

また、歯医者と眼科は高額になりますので、こちらに来る前に必ず全部治してから来るのが大事です。

 

カナダ在住(30歳女性)

人生にとって何を大切にするかによって、海外移住や永住が合っているかどうかは異なります。
古くからの日本の考え方を重んじているなら、海外で暮らすことはストレスだと思います。

ただ、少しでも自分の人生に疑問を持つならば、短期でも海外に行くと良いです。
どんな考え方でどんな暮らしを人々がしているのか?を実際に見て、人生を考え直すのも良いと思います。

 

イギリス在住(55歳女性)

否が応でも、自分というものと向き合うことになります。
日本の不思議な点について、説明も求められます。

海外でしっかり生活する為には、しっかりとした自己認識と自己肯定感が必要です。

駐在員の子供さんで突然英国の学校に入るとしても、「自分はこういう国からきたこういう子だ」と言えることが大事になってきます。
拗ねたりいじける子には向きません。

逆に言えば、日本の「出る杭は打たれる」風潮が苦しい方は、海外の方が楽だと思います。

年金制度も海外送金も昔に比べればずっと楽になりました。
海外で自分を試し、日本を振り返る方が増えると、日本のグローバル化の一助となると思います。

 

ニュージーランド在住(59歳男性)

とにかく柔軟性を持つことでしょう。

日本の常識等は持って行かず、また日本との比較はしないことです。
比較するとどうしても日本を中心に考えてしまい、その国に馴染むことは難しくなります。

何があっても「この国はこういうものなんだ。いい経験だ」という柔軟な考えができる方だと、ストレス無く、うまく溶け込めると思います。

言語に関しては、基本的なことがわかっていればなんとかなります。
「なんでも吸収、何があっても不服は言わず、良い経験」という精神が持てる人は楽しめると思います。

 

フランス在住(47歳女性)

日本を離れ、家族と遠くなってしまう事はネックだと思います。
また日本食や日本の文化も手に入りにくく、理解を得ることも難しいので、そこがストレスに感じるようであれば、海外移住というこだわりを無くし、旅行で訪れる(いいところどり)で十分だと思います。

旅行で表面だけ見た楽しさと、実際生活することは全く違うので、その点の覚悟は必要だと思います。

住めば都。
臨機応変に対応できるバイタリティがあれば、たいていのことは乗り切れると思います。

人生は一度だけなので、感じるまま海外移住するのもありだと思います。

 

ルクセンブルク在住(56歳女性)

何を研究するかにもよりますが、大学は海外も視野に入れると良いと思います。
その後ビザの話も出てくるし、その辺りは国によって大きく違うので、将来のことは一概には言えません。
けれど海外で得る人脈は大きな影響を与えると思います。

仕事は日系企業よりも、現地企業の方が待遇が良いです。
うまく仕事を見つけられることを願います。

海外専業主婦は自分の自由を狭めるので、あまりお勧めできません。

 

フィリピン在住(44歳女性)

月並みですが、これから予定のある人はできるだけ蓄えを備えてから来ることをお勧めします。
住民票を抜くのか、抜かずに日本の保険や年金支払いをキープするのか、といった点も吟味すべきポイントです。

勉強or人と接すること自体が嫌いじゃなければ、語学は来てからどうにでもなると思います。

仕事に関しては、起業や収入源の目途をきちんと立てて来る人も多いと思いますが、リモートが可能、かつ高収入な仕事、世界共通で通用する職などを手にもっていると良いと思います。

自分が思ってる新しい試みは、既に多くの人の手垢がついていることと心得ておいた方が良いです。

 

韓国在住(38歳女性)

どこの国に住むにしても、お金があるか無いかによって、生活が楽か苦かが変わってくると思います。
私は韓国で仲の良い友達が出来たり、理解ある旦那と猫2匹と、自分の自由な生活が出来ているので毎日楽しいです。

ですが、他の方の話を聞いていると離婚している方、離婚を前提に日本帰国した方をよく耳にします。
出来れば海外移住する前に現地の言葉を学んでおくと、生活が楽になると思います。

 

シンガポール在住(38歳女性)

最初は移住や永住に対して不安や心配があるかもしれませんが、経験してみないとわからないことが多数あります。

考え方はそれぞれ違うと思うので一概には言えませんが、一度の人生なのでいろいろな経験をできる時にするのがいいと思います。

もし失敗だったと思ったら日本に帰る選択肢もあるので、挑戦して損は無いと思います。

 

中国在住(33歳女性)

日本人ですから、海外移住を辞めて日本へ帰国するのはいつでもできること。
なのでしたいことは、できる時にまずやってみるべきです。

実際に住んでみて、「思ったのと違う」と感じることは、誰にでも、どこの国でも思うことだと思います。
一番大事なのは自分自身で体験・経験してみる事です。

移住したければまず移住してみると良いと思います。
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まとめ


海外移住の利点と欠点について、実際に海外移住をしている日本人の回答を紹介させて頂きました。
将来的に海外移住を考えている方は、経験者のアドバイスも含め、国選びも重要な要素となってきます。

海外移住しても老後は日本帰国を考えざるを得ない国もあるので、リサーチはしっかりとしておいた方が良いです。

皆さんの海外移住の夢がいつか叶いますように!

ABOUTこの記事をかいた人

ニュージーランドの南島でファーム暮らしをしているカブラルです。 旅行、美味しいご飯とお酒、楽しいことの企画が大好きです。 ファームステイや南島周遊ツアー、ワーホリサポートを提供しており、皆さんのニュージーライフを楽しいものにするお手伝いをしています♪