IELTS受験者のほとんどはIELTSで高得点を得ることが目標ではなく、その先の海外生活を夢見ているはず。
IELTSの不合格続きが原因で、お金や時間・体力を消耗してしまうのは残念です。
そんな方に今回ご紹介するのは、IELTSの代替テストとなるコンピューターベースの英語検定試験。
私の住むニュージーランドでも、IELTSからこの代替テストに切り替える人の話をよく耳にします。
IELTSから切り替えたことで目標スコアを取得し、海外留学や移住の夢を叶えた人は多くいます。
IELTS不合格続きの人は、そもそもIELTSとの相性が良くない可能性があります。
今回の記事では、コンピューターベースの代替テストについてご紹介していきます。
目次
IELTS不合格続き?!相性がそもそも良くないのかも!

IELTSはセンター試験や英検よりずっと難易度が高い試験です。
日本人にとって決して相性の良い英語検定試験ではありません。
それは何故なのでしょうか?
主な理由としては以下の3点があげられます。
・単語がとにかく難しい
・リーディングにはコツがいる
・ライティング、スピーキングに慣れていない
各理由について解説していきます。
単語がとにかく難しい
IELTSでは、高校英語よりハイレベルな英単語が出てきます。
特にアカデミックでは日常で使わない単語もあります。
また、ライティングの際には同じ内容を違う表現で書き換える必要がある為、単語力が必要です。
リーディングにはコツがいる
700~1000単語の長文読解を限られた時間でするにはコツがいります。
ある程度速く読みながら必要な情報の取捨選択をする必要があります。
リーディングにおいても単語力が必要です。
ライティング、スピーキングに慣れていない
日本人の平均スコアを技能別に見ると、アウトプットのライティング、スピーキングのスコアが低い傾向にあります。
ライティングでは図や表から読み取った情報を説明したり、時事問題に対して自分の意見を述べます。
スピーキングでは自己紹介、質問カードに沿った短いスピーチなどをします。
もともと日本人にはハードルが高い上、独学でライティング・スピーキング練習をするのは難しいです。
よって、ライティングやスピーキングの平均スコアがどうしても低くなりがちです、
IELTS不合格続き?!諦めないで代替テストに切り替えを!

IELTSの代替テストに、PTEというコンピューターベースの英語検定試験があります。
詳しくはIELTSとPTEの違いを参考にしてみて下さい。
日本ではまだ知名度が低い英語検定試験ですが、世界では多くの国で認定されています。
私の住むニュージーランドではもちろん、オーストラリアやイギリス、カナダ、アメリカの多くの機関で受け入れられています。
私の周りでも、ニュージーランド永住権取得を目指す人々がIELTSから続々とPTEに切り替えていきました。
その後、夢を果たした人々の話もよく耳にしています。
ライティングとスピーキングが苦手な日本人にとって、コンピューターベースのPTEの方が日本人にとって攻略しやすいという評判が多くあります。
ご自身の海外留学や移住に必要な英語検定試験にPTEが認可されているかどうかをまず確認してみましょう。
ほとんどの場合で、IELTSと同様に認可されているかと思います。
認可されているようであれば、IELTSに執着するよりも一度PTEに切り替えてみてはどうでしょうか。
IELTS不合格者も代替テストなら攻略しやすい?

PTE試験対策と勉強法については、PTEテスト攻略にて解説をしております。
また、IELTSとPTEの違いでも紹介したとおり、テスト日程は1年のうち360日以上受験が可能です。
受験会場(日本に3箇所)や受験料についても紹介していますので、参考にしてみて下さい。
また、PTE受験はオンラインでの予約が可能です。
PTE試験申し込み方法にて画像付きで解説しています。
試験当日の持ち物についてもご案内していますので確認しておきましょう。
IELTS不合格者は代替テストに切替えを!まとめ

IELTS不合格で海外挑戦できずにいるなら、代替テストPTEに切り替えてみることをおすすめします。
PTEもIELTS同様に世界で認められている英語検定試験です。
日本人が苦手とするライティングとスピーキングが、IELTSより攻略しやすいというメリットがあります。
ライティングとスピーキングでスコアアップに悩んでいる人は、夢を諦める前にPTEに切り替えてみてはどうでしょうか。
IELTSにせよPTEにせよ、英検やTOEICより難易度は高いので英語の基礎力は必要です。
ただ、IELTSの勉強をしてきた人なら基礎力はあるはず。
1人でも多くの人が夢を叶えられますように!