ニュージーランドワーホリ税金払い戻し!還付金は日本で受け取れる?

ニュージーランドでのワーホリ中、仕事をして収入を得た人は税金の払い戻しがあります。

要するに、タックスリターン(確定申告)ですね。

とは言っても、必ずしも払い戻しがあるタイミングで日本帰国するわけではないですよね。

そんな時ふと思うのが、払い戻された還付金は日本で受け取れるのだろうか?ということ。

私はこの件に関して、大失敗をしています。

更に、私だけではなく多くの人が同じ経験をしているようです。

ということで今回は、ニュージーランドワーホリ中の税金還付金を日本で受け取る方法について解説をしていきます!

 

ニュージーランドワーホリ税金払い戻しの手続きは?

結論から言うと、手続きは必要ありません!

ちなみにこれを、ニュージーランドではタックスリターンと言います。

日本でいう確定申告のことですね。

タックスリターンは政府により自動で申請されるので、何もする必要はありません。

自動的にニュージーランドの銀行口座に払い戻し分が返金されます。

ワーホリ中の収入に関する税金と言えば、ほとんどの場合が所得税になるかと思います。

ニュージーランドの所得税について、少し理解をしておきましょう。

 

ニュージーランドの所得税について

ニュージーランド国内で1ドルでも収入を得た場合、所得税を払わなければなりません。

これは通常、給与から自動的に引かれています。

所得税の速算表は以下の通りです。

年収額 税率
1~14,000NZドル 10.50%
14,001~48,000NZドル 17.50%
48,001~70,000NZドル 30.00%
70,000~180,000NZドル 33.00%
180,001NZドル~ 39.00%

 

こちらは2022年9月時点の情報です。

最新情報に関しては、Tax rates for individuals(Inland Revenue公式ウェブサイト)から確認ができます。

税金の払い戻しに関しては、7月中旬以降に指定のニュージーランド銀行口座に振り込まれます。

指定の銀行口座とは、IRDナンバーを申請した時に記入したニュージーランドの銀行口座のことです。

ワーホリ中のお給料を受け取っている銀行口座ですね。

 

税金払い戻しが日本で受け取れないあるある失敗談!

税金の払い戻しは、通常ニュージーランドの銀行口座に振り込まれます。

ここで私の失敗談。

私は、日本帰国前にニュージーランドの銀行口座を閉じました。

よって、税金の払い戻しに関して、日本の実家に小切手を送ってもらうように手続きをしていたんです。

日本帰国後、しばらくして日本の実家に小切手が郵送されてきました。

その小切手を持って銀行に行ったところ、信じられないことが起こりました!

もらえる金額よりも銀行での手数料の方が高いということ。

丁重にお断りし、帰宅しました。

ニュージーランドにもう1度行く予定があった為です。

ニュージーランドに再入国した際、その小切手を銀行に持っていき、無事お金を受け取ることができました。

 

次は、他の方の失敗談です。

ニュージーランドの銀行口座に税金の払い戻しが振り込まれたものの、日本帰国後、そのお金を日本の銀行に資金移動できないという問題です。

ニュージーランドから日本へ資金移動をする手続きのほとんどの場合は、ニュージーランドの書類が必要になります。

日本帰国してしまってからでは、その書類を用意するにも用意できません。

せめてニュージーランドのクレジットカードがあったら良かったのかもしれませんが、ワーホリがニュージーランドでクレジットカードをつくるのは難しいです。

税金の払い戻し含め、ニュージーランドの銀行口座に30万円ほどが残ったままになっているらしいです。

ニュージーランドに行く予定も無く、どうしようもない状態のようです。

30万は痛いですね。。。

 

税金払い戻しを日本の銀行口座で受け取るには?

税金の払い戻しを日本の銀行口座で受け取る為には、以下の手順が必要になります。

1:ニュージーランドの銀行口座は閉じない。

2:ニュージーランド滞在中に海外送金サービスに登録しておく。

3:日本帰国後、海外送金サービスを利用して日本の銀行口座へ資金移動する。

4:ニュージーランドの銀行口座を閉じる。

海外送金サービスは多数ありますが、Wise一択です。

他社の海外送金サービスと比較しても、Wiseでの受け取り金額が一番お得だからです。

また、全ての手続きが日本語で完結できることも魅力的です。

必要な書類が揃っていれば、登録は5分程度で済みます。

必要な書類

・IRDナンバー

・顔写真付きのID

・住所証明

ニュージーランドの銀行口座にある資金を移動するには、ニュージーランドの書類が必要になります。

なので、ニュージーランド滞在中にアカウントを作成しておきましょう。

顔写真付きのIDはパスポート、運転免許証、スチューデントIDなどが利用できます。

住所証明は、自分が口座を所有する銀行に行きましょう。

住所が記載されているドキュメントが必要である旨を伝え、プリントアウトをしてもらいましょう。

プリントアウトしたドキュメントには、銀行の印鑑を押印してもらえる為、正式な住所証明として利用することができます。

Wiseでのアカウント作成後、ニュージーランドから日本の銀行口座に資金移動をすることができます。

ニュージーランドの銀行口座が必要ない場合は、各銀行のメールアドレスにて口座を閉じるよう依頼しましょう。

 

ニュージーランドワーホリ税金払い戻し!まとめ

今回の記事では、ニュージーランド税金の払い戻しを日本で受け取る方法について解説しました。

税金の払い戻しがニュージーランドの銀行口座に振り込まれることを知り、そこで安心してしまう人が多いですよね。

実はその先の、日本へどうやって資金移動するのか?ということまで考えておかないと、後々後悔することになってしまいます。

日本帰国後に海外送金サービスを利用して資金移動をしようと考えるまでは良いのですが、ニュージーランドにあるお金を動かすには、ニュージーランドの書類が必要になります。

この記事を読んだ方は、ぜひ私のような失敗をしないことを願っております!