今回は、「ニュージーランドのワーホリ帰国前にすること」の中で、一番痛い目にあったタックスリターンについてお話します。
タックスリターンの申請自体は、皆さん忘れずにやられると思います。
問題は、タックスリターンで戻ってきたお金を日本で受け取れるよう、ニュージーランドで準備をしてきたかどうか?です。
これ、ニュージーランドのワーホリ帰国前にすることの中で一番重要です!
私の失敗談、そして他人の失敗談を紹介しつつ、絶対やっておくべきことを紹介していきます。
目次
ニュージーランドワーホリ帰国前にすることとは?
私が日本帰国後に後悔した失敗談とあわせて紹介していきます。
ワーホリ帰国前にすること①タックスリターン申請
冒頭文でも話しましたが、ニュージーランドワーホリ中にお給料を受け取った方は、タックスリターンを申請することができます。
タックスリターンを申請することで、払いすぎた税金が戻ってきます。
なので、絶対にやっておきましょう。
タックスリターンの申請時期や記入方法、やり方手順については、ニュージーランドタックスリターンのやり方でもご紹介していますので、ここでは割愛します。
「タックスリターンの申請したぞー!これで終わりだー!」
と思ってしまう人は、タックスリターンが日本の口座で受け取れないという痛い目に合います。
ワーホリ帰国前にすること②落とし穴を知る
ニュージーランド税務署からのタックスリターンは、以下の2通りの受け取り方があります。
- 日本の住所に小切手が送られる
- ニュージーランドの銀行口座に入金
私は日本帰国後、ニュージーランド税務署から小切手を受け取りました。
その小切手を持って、最寄りの銀行に出向いたのですが、窓口のお姉さんに
「お手続きすると、お客様に○○円をお支払い頂くことになりますが、如何致しますか?」と聞かれました。
受け取り金額より銀行手数料の方が高かったのです。
もちろんお断りしました。
以前、ワーホリを終えて日本帰国した方なのですが、ニュージーランドの銀行口座に日本円で30万円程入っていたようです。
タックスリターンが戻ってきたところで海外送金をしたかったようなのですが、ニュージーランドにいる間にその準備をしてこなかった為、30万円を今でも日本の銀行口座で受け取れていない状態のようです。
30万円って...
かなり痛いですね...
ワーホリ帰国前にすること③受け取り準備
どうしたらニュージーランドワーホリ後、タックスリターンを日本で受け取れるのか?
答えから言うと、以下の2つの方法があります。
- ニュージーランドのクレジットカードを作る
- 海外送金サービスWISEのアカウントを作成しておく
それぞれについて解説します。
ニュージーランドでクレジットカードを作る
クレジットカードをつくっておけば、日本からニュージーランド銀行口座のお金を引き落とすことができます。
レートを利用して、オンラインショッピングでお得にお買い物をするのも魅力的ですね。
海外送金サービスWISEのアカウントを作成しておく
2つ目の解決策は、ワイズという海外送金を利用して、ニュージーランドから日本に資金移動をする方法です。
どこよりもレートが良く、手数料も安いので、海外移住者のほとんどはWISEを利用していると思います。
注意点としては、ニュージーランドにいる間に「ニュージーランド用のアカウント」をつくっておくことです。
ニュージーランドの銀行口座からお金を引き出すには「ニュージーランド用のアカウント」が必要だからです。
アカウント作成方法については、WISE公式サイト“ステップバイステップガイド”で確認ができます。
ちなみに、ニュージーランド用のアカウント作成に必要なものは、以下の2点のみです。
- ニュージーランドで発行された写真付き身分証明書
- ニュージーランドの住所証明
①に関して、私はニュージーランド発行の運転免許証を提出しました。
②に関しては、Westpacに行き、窓口で住所を登録をしてもらいました。
その後、住所が印字されている銀行印付きの紙をプリントアウトしてもらいました。
日本用のアカウントとは違い、ニュージーランド用アカウントを作成した当日に海外送金手続きができました。
ニュージーランドワーホリ帰国前にすること!手順
タックスリターンを受け取る手順をまとめるてみます。
- ニュージーランド滞在中にWISEのアカウント作成
- ニュージーランドの銀行口座を開設したまま日本帰国
- WISEで海外送金手続き
ニュージーランドの銀行口座を閉じたい場合、利用している銀行宛にEmailで連絡すると、簡単に閉じてもらうことができます。
ニュージーランドワーホリ帰国前にすること!まとめ

いかがでしたか?
タックスリターンの申請手続きを終えると、「これでお金が受け取れるぞ!」と安心してしまい、その先のことについてなんて考えませんよね。
まさか意外な落とし穴があるだなんて、自分が経験するまでは全く気付きませんでした。
ニュージーランドワーホリ帰国前にすることの1つとして、しっかりと頭に入れておいて下さいね。