日本と海外の家族愛の違いを移住者が告白!仕事優先は日本だけ?

ニュージーランドに住むようになって不思議に思ったことの1つに、

なんで日本って家族よりも仕事を優先にするんだろう?

というのがあります。

日本で働いていた時、「仕事だからしょうがないよね」って言葉をよく耳にしたり口にしたりしていました。

日本にいた時はそれが当たり前だと思っていたのですが、海外に出て、これこそ「日本の常識は世界の非常識」の最たるものだなと思いました。

さて、海外と言っても他の国の家族に対する価値観はどうなっているのでしょうか?

今回も日本人海外移住者の協力のもと、英語圏・ヨーロッパ圏・アジア圏に分けて調査をしてみました。

 

日本と海外の家族愛の違いは?英語圏の場合


まずは英語圏に住む海外移住者の意見から紹介していきます。

 

アメリカ在住(36歳女性)

アメリカでは「家族が何よりも大切」という人が多いです。
長期休暇やクリスマスは家族と過ごすのが当たり前です。

ニューヨークタイムスの記事で、日本人の働き方についての記事が出た時は、「本当に無言の会議で何時間も無駄にすることがあるのか?」「自分の仕事は終わったのに同僚や上司が働いていたらオフィスに残るなんて馬鹿げたことをしている人が多いって本当か?」と多くの方に、驚きの表情で聞かれました。

 

アメリカ在住(48歳女性)

「家族が第一」と感じます。
社会はどんな形態の家族も自然なものとして受け入れている感じがあります。
日本と比較して、核家族、大家族、シングルマザーやシングルファザーとその子供など、それぞれの家族に対する固定観念が語られることもありません。

 

カナダ在住(47歳女性)

私が住んでいるカナダは、家族がいつも優先です。

例えば学校やデイホームから「子供が熱が出ました」と連絡がくれば、すぐに仕事を早退して迎えに行くことができます。
もしその後で何日か休まなくてはならない状況でも、文句は言われずすぐに休むことができます。

子供が産まれる時、も母親も父親も育休を当然の権利として取ります。

 

カナダ在住(30歳女性)

家族は一番大切です。

日本では、人生の中で一番大切なのは仕事、それも同じ会社で働き続けることが重要で、それ以外は悪しとされます。

カナダでは家族の為に休暇をとったり、家族の為に働き方を変えたりすることはむしろ当たり前で、推奨さえされます。
上司からも家族と一緒にいる為に休みを取るよう、促されることが多いです。

 

イギリス在住(55歳女性)

家族の時間が大事だからと、有休を取ることに躊躇しません。
仕事中に、家族に病気やケガが出ると飛んで帰ります。

それは誰もがそうなので、体の弱い子供を持っていても、白い目で見られることはありません。
上司も協力するのが当たり前で、できる限り融通を効かせてくれます。

クリスマスは家族で過ごすのが普通なので、みんな率先して休暇を取り、実家や配偶者の親と過ごします。

 

ニュージーランド在住(59歳男性)

やはり優先順位で一番には家族が来ます。
日本は仕事が一番ですが、仕事に関しては絶対に一番には入らず、3か4番目辺りではないでしょうか。

家族、それに幸せがあっての人生ですから、セコセコ金を稼いでそれまでに死んでしまったら、何の為に生きていたのか?という悔いが残ると思います。

ですから基本的に外国人は日本人と比べて貯金は少なく、今を楽しむ人が多いと思います。
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日本と海外の家族愛の違いは?ヨーロッパ圏の場合


次に、ヨーロッパ圏に住む海外移住者の意見を紹介します。

 

フランス在住(47歳女性)

夫婦=カップルであり、子供を産んだらお父さん・お母さんという日本の家族像とは違います。
子供を預け、夫婦だけで出かけたり、パーティーやお呼ばれなども夫婦単位での参加が前提です。

家族は第一であり、仕事よりも断然家族優先です。
まとまった休暇(一か月ほど)を取り、家族で旅行に出かけます。

それぞれのプライベートな生活を尊重する習慣があるので、「同居して老後の両親の面倒を長男が見る」という概念はあまりなく、周りでもそんな話は聞いたことがありません。

 

ルクセンブルク在住(56歳女性)

ルクセンブルグもフランスも、子供は高校を終えるころには独り立ちし、基本、親の家を出ます。
その後何歳になっても、週末や仕事帰りに親や祖父母のところに立ち寄るのは普通です。

クリスマスとイースターは親や親族の家などに一族集まります。

「子供はカップルで育てるもの」という考え方が基本です。
よって子供が病気の時は、父親か母親かのどちらかが仕事を休むし、それが当たり前です。

 

日本と海外の家族愛の違いは?アジア圏の場合


最後に、アジア圏に住む海外移住者の意見を紹介しますね。

 

フィリピン在住(44歳女性)

フィリピンでは家族をとても大事にします。
繋がりも強いです。

日本(などの海外)で稼いでフィリピンに送金をしている人が多いのは有名な話だし、そういう人もよく聞きます。

家族が困っていたら金銭面を含めて、お互い助け合いのような心意気は強いです。
宗教(カトリック・クリスチャン)的な教えによるものでもあるのかな、と思います。

親兄弟(いとこなども含め)の誕生日や母の日・父の日などには、自身のタイムラインで対象相手をタグつけし、愛を込めたお祝いのメッセージを送る人も多いです。

 

韓国在住(26歳女性)

家族は核家族の家庭を言うのではなく、親や祖母・祖父、親戚まで全て含めて家族と考えています。
目上の人は絶対で、親の言うことも絶対です。

昔の日本みたいな感じで、一族が絶対と言った感じがまだ残っています。

最近の若い人たちはそう言った考えが少しずつなくなってきてはいますが、目上の人には逆らえないので、「親の言うことは絶対」の家庭が多いです。

 

韓国在住(38歳女性)

韓国は儒教の国なので、年配の人を大切にするという考えが強いです。
親が間違った事を言ったとしても、子供が言ったことに意見したり、アドバイスしたりするのは無礼のようで、「はいはい」と聞き入れています。

その割りに50代以上の年配の人はあまり順番等守る事がなく、「自分が一番年寄りだから譲られるのが当たり前」と考えている人が多いです。
平気で横入りしたりマナーが悪いですが、それに対して意見する人はあまりいないです。

 

シンガポール在住(38歳女性)

シンガポールは物価が高く、両親が共働きの家庭がほとんどです。
子供の世話はメイドさんや祖父母が見ていて、親世代の年齢の方たちは多くが働いています。

その為、住居は3世代がひとつ屋根の下で暮らしている家庭もあります。

シンガポールで車を買ったり、家を買ったりするのは日本と比べるとかなりのお金が必要となります。
 

中国在住(33歳女性)

中国は一人っ子政策の影響もあり、結婚後は両親と同居し、祖父母が孫の面倒を見るという流れが普通です。

日本の核家族という考え方が無い為、子供が生まれても専業主婦にはならず働き続けます。
よって、共働き家族がほとんどです。

「働き続けても両親が子供の面倒を見てくれる」という思考回路になっているので、専業主婦というのは基本的に定年(女性は50歳)後の概念です。

香港在住(29歳女性)

仕事より家族を優先します。
お正月やクリスマスなど、家族と過ごすイベントの時に仕事が入っていると、病欠をする香港人が非常に多いです。
会社も黙認しています。
終業時には日本のように一杯飲んで帰るなどもなく、即帰宅して家族の時間に充てる人ばかりです。
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まとめ


いかがでしたか?

やはり世界の常識は「仕事より何より家族優先」であって、日本の「家族より仕事優先」という価値観は、海外の人にとっては理解に苦しむと思います。

もう何年も前ですが、「働きマン」っていう漫画で主人公が「あたしは仕事したなーって思って死にたい」って言葉があって、それが名言になっていました。

正直「怖いなぁ」と思いました。
その半面、息苦しい日本の生き方で海外移住者も指摘しているように、それが日本の生き方なのかもしれませんね。

皆さんはどう思いますか?
どんな人生にしたいですか?

ABOUTこの記事をかいた人

ニュージーランドの南島でファーム暮らしをしているカブラルです。 旅行、美味しいご飯とお酒、楽しいことの企画が大好きです。 ファームステイや南島周遊ツアー、ワーホリサポートを提供しており、皆さんのニュージーライフを楽しいものにするお手伝いをしています♪