今回は、オールブラックスの歴代人気キャプテンを紹介します!
100年以上の歴史を持つニュージーランド代表・オールブラックス。
数々のキャプテンがメンバーの先頭に立ち、勝利へ導いてきました。
キャプテンになる選手は当然、人気と実力の兼ね揃え、信頼される人物です。
今回は、歴代で特に人気と実力を誇るキャプテンは誰なのかを調査しました!
合わせて2022年現在のキャプテンについても紹介していますので、是非ご確認ください。
目次
オールブラックス現キャプテンはサム・ケイン!

歴代のキャプテンを紹介する前に、2022年のキャプテンを紹介します。
2022年現在のキャプテンは、サム・ケインです!
2022年の5月には第一子が生まれ、パパとして負けられない年になりそうですね!
誕生日 | 身長 | 体重 |
1992年1月13日 | 189cm | 106kg |
ポジション | 愛称 | キャプテン期間 |
ルースFW | - | 2020~ |
サム・ケインは2015年のW杯優勝に貢献し、2019年のW杯日本大会でも活躍しました。
スーパーラグビーのチーフスでもキャプテンを務めています。
オールブラックスの名キャプテン、リッチー・マコウと同じ背番号「7」を背負っています。
リッチー・マコウの後継者はサム・ケインであると、若い頃から言われていました。
サム・ケインが統率する2022年のオールブラックスメンバー42人も個性的な強者揃いです。
どのようにして彼らをリードしていくのか?
オールブラックスを牽引するサム・ケインの活躍から目や離せません!
オールブラックスキャプテン歴代人気ベスト3は?

ここからは、オールブラックスの歴代人気キャプテンを紹介します!
オールブラックスの魅力的なキャプテンは沢山いますよね。
今回は、キャプテン歴代人気ベスト3を紹介していきます。
キャプテン歴代人気ベスト3:コリン・ミーズ
まずは、ラグビー王国ニュージーランドの国民的英雄、コリン・ミーズを紹介します。
誕生日 | 身長 | 体重 |
1936年6月3日 | 192cm | 102kg |
ポジション | 愛称 | キャプテン期間 |
ロック | パインツリー | 1957-1971 |
コリン・ミーズはラガー人生における15シーズンを、オールブラックスとして計133試合に出場。
テストマッチは55試合出場しました。
現代では1年に15テストマッチですので、225テストマッチ相当ということになりますね。
とんでもない数です!
さらに、州代表のキングカントリーでも139試合に出場。
さらにさらに、ワイテテ・クラブの試合にも出場していたというから驚きです!
コリン・ミーズの伝説はとどまるところを知りません。
1970年の南アフリカ遠征時、イースタン・トランスヴァールとの試合中に骨折したコリン・ミーズ。
にも関わらず、なんとそのまま試合続行して勝利を収めています。
そのあとに続いた2試合のテストマッチもすべて成し遂げてしまったという、まさに脅威の人です。
ニュージーランドのラグビー史上、最も尊敬され、恐れられた人物として語り継がれています。
1999年にニュージーランドラグビー協会の表彰式で、20世紀最高の選手に選ばれています。
「我々は全員でオールブラックスだ。誰がベターで、誰がベストなどはない」と名言を残しました。
2009年には『ナイト』の称号が贈られました。
2017年8月20日、すい臓がんのため、81歳で亡くなりました。
キャプテン歴代人気ベスト2:ウェイン・シェルフォード
続いては、ニュージーランドラグビーのレジェンド、ウェイン・シェルフォードです。
誕生日 | 身長 | 体重 |
1957年12月13日 | 189 cm | 107kg |
ポジション | 愛称 | キャプテン期間 |
NO8 | バック | 1986-90 |
1987年に行われた、第1回ラグビーW杯でのキャプテンを務めました。
この第1回ラグビーW杯で優勝したのは、もちろんニュージーランド!
オールブラックスに正しい「カ・マテ」ハカを確立させたのは、ウェイン・シェルフォードだと言われています。
キャプテンを務めていた4年間のテストマッチの記録は、14戦13勝1分。
なんと不敗です!
圧倒的な強さと統率力で大人気の彼は、伝説のNO8として今もなお語り継がれています。
余談ですが、ウェイン・シェルフォード引退後。
不敗記録を保持していたオールブラックスが負けてしまい、ファンは大いに落胆しました。
その際、「Bring Back Buck!」(バックを戻せ!)とファンが叫んだのは有名な話です。
キャプテン歴代人気ベスト1:リッチー・マコウ
人気キャプテン歴代1位は、日本人も大好きリッチー・マコウです!
オールブラックスのキャプテンといえば、この人!と感じる人も多いのではないでしょうか。
誕生日 | 身長 | 体重 |
1980年12月31日 | 188 | 108 |
ポジション | 愛称 | キャプテン期間 |
フランカー | 2001-15 |
リッチー・マコウとは、オールブラックスキャプテンとしてW杯2大会連続優勝に導いた人です。
キャプテンでW杯連覇を達成したのは、史上唯一です!
(キャプテンではありませんでしたが、W杯には2003年から4大会連続で出場しています。)
ラグビーユニオン史上最多のキャップ数(148)を誇っています。
リッチー・マコウは、判断力、統率力、機動力、攻守、全ての能力が高い、万能フランカー。
フランカーはスクラムの側面に位置し、あらゆる局面で味方をサポートします。
日本代表でいうと、リーチマイケルや姫野和樹のポジションになります。
あまりの有能ぶりに、「ボールのあるところマコウあり」と称されるほどだったそうです。
20歳でニュージーランドの代表選手になり、デビュー戦でいきなり最優秀選手に選ばれます。
2004年には、オールブラックスの初キャプテンを務めます。
2005年には、クルセイダーズ(スーパーラグビー最多優勝チーム)のキャプテンに。
当時の活躍が評価され、在学していたリンカーン大学から名誉博士の学位を授与されました。
2015年に引退するまでの間に、ワールドラグビーの年間最優秀選手賞を3回受賞!
リッチー・マコウ率いるオールブラックスの成績は、ほぼ不敗と言われています。
ニュージーランド最高の勲章「ニュージーランド勲章」を史上最年少(35歳)で受賞しています。
引退した今は、パイロットの資格を取得!
ニュージーランドの空からオールブラックスを見守っているそうですよ。
オールブラックス歴代キャプテンによる日本W杯での活躍は?

ここで日本W杯の時のキャプテン、キアラン・リードについても紹介します!
キアラン・リードは2013年にワールドラグビーの年間最優秀選手賞を受賞。
『歴代最強のNO8』と評される実力を持っています。
2020年にはニュージーランド・メリット勲章を授与されました。
誕生日 | 身長 | 体重 |
1985年10月26日 | 193 cm | 111 kg |
ポジション | 愛称 | キャプテン期間 |
NO8,FL,LO | - | 2015-19 |
キアラン・リードはオールブラックス史上、第3位の127キャップを誇っています。
その内52試合で、オールブラックスのキャプテンを務めました。
リッチー・マコウの率いる2011年には、ニュージーランドで開催されたW杯で優勝に大きく貢献。
2015年大会でも活躍し、ワールドカップ連覇を成し遂げました。
2019年のW杯日本大会ではリッチー・マコウの後をついでキャプテンを務めました。
W杯日本大会では、オールブラックスは優勝には及びませんでした。
しかし、この時W杯優勝した南アフリカには、実は予選では勝利していたんですよね!
ニュージーランドの予選での成績は、4戦3勝1分でした。
W杯日本大会時のキャプテンはキアラン・リードでしたが、実はこの時のリーダーは2人だったそうです。
もう一人の影のリーダーはTJ・ペレナレです。
誕生日 | 身長 | 体重 |
1992年1月23日 | 184 cm | 94 kg |
ポジション | 愛称 | キャプテン期間 |
スクラムハーフ | - | - |
日本W杯でのハカも、限られた試合でしか行わない特別仕様の「カパオパンゴ」が踊られました。
それも、Wリーダー仕様の特別なものでした!
Wリーダー仕様にした理由を、キアラン・リードは次のように語っています。
「リーダーとして何ができるか話していた。試合が始まっても2人で引っ張ると思っていたので、2人でやりました。ハカは非常に大事です。ですので、2人でやろうと思っていたので、選手同士で決めて2人でリードしていきました」
引用元:THE ANSWER
特別バージョンのハカを日本でしてくれていたなんて、ちょっと嬉しいですよね!
TJ・ペレナレは今年もオールブラックスで活躍する選手です。
注目して応援していきましょう!

オールブラックスキャプテン歴代ベスト3!まとめ

オールブラックスの歴代の人気キャプテンを調査しました!
実は、もっと沢山の有能すぎるキャプテンが存在しているのですが、全員を紹介できず残念です。
2022年のオールブラックスのキャプテンは、先日第一子が誕生したサム・ケインです!
彼も、歴代のキャプテン同様、人気と実力を兼ね揃えたスター選手です。
今後のオールブラックス、どのように導いていってくれるのか、その活躍に期待しましょう!
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