オールブラックス歴代スタンドオフを調査!各選手の獲得ポイントは?

オールブラックスの歴代スタンドオフ、人気のメンバーを調査しました。

スタンドオフといえば、背番号10番を与えられるとても大切なポジションです。

スクラムハーフから最初のパスを受け、キック、パス、走るなど俊敏な判断力が求められます。

チームの司令塔として、攻撃を指揮する役割も担っています。

まさにゲームを支配する中心人物!

オールブラックスの歴代スタンドオフを任されてきたのは、どんなメンバーだったのでしょうか?

 

オールブラックスのスタンドオフ2023年は?

まずは、2023年のニュージーランド代表に選ばれたスタンドオフをチェックしておきましょう!

2023年のオールブラックススタンドオフは、以下の3人です。

・ボーデン・バレット
・リッチー・モウンガ
・スティーヴン・ペロフェタ

新人のスティーブン・ペロフェタ含め、全員が一目置かれる選手ですね!

注目なのは2016年・2017年の2年連続で、年間最優秀選手賞に選ばれたボーデンバレット!

フルバックの歴代レジェンドでも紹介しましたが、スタンドオフでも大活躍です。

トライもするし得点もいれるし、リードもできてサポートもできる!

こんなスーパーマン、今までのオールブラックスにいたでしょうか?

2023年、自身の持つ数々のレコードを全て更新してくれるだろうと期待されています。

 

オールブラックス歴代スタンドオフ1試合中の得点数

1試合中に高得点を入れ、チームを勝利に導いたレジェンド達を紹介します。

List of New Zealand national rugby union team player recordsを参考にしています。

 

サイモン・カルヘイン(Simon Culhane) 45点

サイモン・カルヘインは、1995年のW杯の時に27歳で国際テストデビューを果たしました。

オールブラックスのスタンドオフとして6キャップを獲得し、最高得点は45点!

これは未だ誰にも破られていません。

この最高得点を記録したのは、オールブラックスと日本との過去100年の戦歴で紹介した試合です。

145-17での歴史的圧勝!

日本にとっては苦い記録ですが、オールブラックスにとっては最大の勝利マージンです!

 

トニー・ブラウン(Tony Eion Brown) 36点

トニー・ブラウンは、1999年~2001年をオールブラックスに選出。

18キャップ、5トライ、通算171得点をあげています。

1999年10月のイタリア戦で36点を獲得し、さらに他にも数々の試合で高得点を記録しています!

2000年6月のトンガ戦では32点、2001年6月のサモア戦では30点をあげています!

こんな選手、他に居ません!

残念なのは、同世代にアンドリュー・マーティンズ、カルロス・スペンサーの世界的なスター選手がいたこと。

オールブラックスへの定着が叶わず、その活躍が埋もれてしまいました。

「時代が違えば一時代を築いただろう」と公式に評されるほどの名選手です!

 

カルロス・スペンサー(Carlos Spencer) 33点

「キング」の愛称で親しまれた天才ラガーのカルロス・スペンサー。

オールブラックスとして35キャップ。

この少ない出場回数のなかで、通算291ポイント、通算14トライをあげました!

カルロス・スペンサーのパスは精密機器のように正確で、天才と謳われます。

その才能を世界が認めるきっかけとなったのは、2003年のW杯。

変幻自在なパスをWTB陣に供給し、それに合わせた攻撃編成は無敵で、世界が沸きました!

リスペクトする選手の一人として、多くの選手がカルロス・スペンサーに憧れています。

 

アンドリュー・マーテンズ(Andrew Mehrtens) 33点

祖父がオールブラックス、父もU-23のオールブラックス、という超エリートです!

これまで何人のディフェンスが、アンドリュー・マーテンズを警戒してきたことでしょうか。

ギリギリまでディフェンスを引きつけてからの、ウイングまでの長距離キックとパス。

かと思えば、1回パスダミーを入れ、キックやランを選択するプレーも得意でした。

マーテンズが司令塔として活躍する試合は、正にだまし合い。

カルロス・スペンサーとアンドリュー・マーテンズのそろったオールブラックスは、無敵として恐れられていました。

 

オールブラックス歴代スタンドオフ通算得点

スタンドオフの通算得点ランキング、ベスト5は以下の通りです。

ベスト1:1598点 ダン・カーター
ベスト2:967点 アンドリュー・マーテンズ
ベスト3:703点 ボーデン・バレット
ベスト4:645点 グラント・フォックス
ベスト5:322点 アーロン・クルーデン

ボーデン・バレット、本当どこにでも名前が出てきますよね。

むしろ何が出来ないのかを知りたくなってきました。

 

ダン・カーター(Daniel William Carter ONZM)

1598点て!

長短のパス、ラン、タックル、キック、全てが正確。

ゲームコントロールにも秀でた、世界最高のスタンドオフ、ダン・カーター!

キャップ数も112を記録、テストマッチ個人通算得点数歴代最多記録保持しています。

1試合中の獲得得点も最高33点で、アンドリュー・マーテンズに並んでいます。

年間最優秀選手賞は5回ノミネートされ、3回受賞しました。

2003年の初出場から4大会のW杯に出場。

歴代人気キャプテンのリッチー・マコウを支え、2連覇を果たした、神レベルのSOです。

こんなに凄い実力の持ち主ですが、著書の自伝は自身の失敗談など盛り込まれた謙遜した内容。

性格も完璧、顔もイケメン、スタイル抜群、ダン・カーターしか勝たん。

 

グラント・フォックス(Grant Fox)

グラント・ジェームス・フォックスは、1987年に初開催のW杯で優勝した時のメンバーです!

まさにレジェンドというわけですね。

ゴールキックのパイオニアと評されており、その技術は今なお世界のキッカーに採用されています。

ラガーとしては比較的低身長でしたが、その技術と経験でハンデをものともしませんでした。

当時は、「グラント・フォックスがトライを獲得できないということはない」と評されています。

1995年、ラグビーへの貢献が評されて、大英帝国勲章のメンバーに任命されました。

 

アーロン・クルーデン(Aaron Cruden)

アーロン・クルーデンは2011年ラグビーワールドカップでウェブ・エリス・カップを掲げた一人。

2010年から2017年まで、オールブラックスで50キャップを獲得しました。

19歳の時に発症した癌を克服した、マオリの戦士です。

今は日本のコベルコ神戸スティーラーズで、SOとして活躍してくれています!

正確なパス、俊敏なラン、高度なロングキック、全てにため息がでてしまう凄さです。

まとめ動画がありましたので、アーロン・クルーデンの凄さを是非ご確認下さい。

 

オールブラックス歴代スタンドオフまとめ

オールブラックスの歴代スタンドオフを調査しました。

スタンドオフはチームの司令塔として、勝敗に大きく関わる重要なポジションです。

さすが!歴代のオールブラックススタンドオフは全くレベルが違いましたね!

個人的にはボーデンバレットが、さらなるレコード更新してくれることが楽しみです。

これからもオールブラックスの活躍に目が離せませんね!

 

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