オールブラックスハカリーダー歴代選手!ハカを無視した相手国とは?

今回はオールブラックスのハカリーダーを務めた、歴代選手を調査しました!

オールブラックスが試合前に披露してくれるハカは、ニュージーランド人のアイデンティティ。

そのリードを任されるハカリーダーは、全ての国民に認められる誇り高き戦士と言われています。

オールブラックスW杯メンバーも発表され、ハカリーダーが誰なのかも注目されています。

ここでは歴代リーダーの活躍を確認し、ハカの誇り高さをおさらいしていきましょう!

 

オールブラックスハカリーダーになる為の条件とは?

以前、ハカの意味でも解説したように、ハカには種類や踊る理由が様々あることを紹介しました。

では一体、ハカのリーダーを務める人はどんな人物なのでしょうか?

 

オールブラックスにとって、ハカのリーダーを務めることは名誉なこととされています。

その条件は、「チームで最も年長のマオリ系の選手」ということで長年統一されていました。

実は21世紀に入ってからは、マオリ系以外の選手もリーダーを務めています。

ニュージーランドはもともと多民族な国家で、オールブラックもまた然り。

様々な人種の選手が大活躍していますよね。

近年そんな多民族性を考慮され、ハカリーダーの選出方法も柔軟になりました。

リーダーにふさわしい人物であれば、マオリの血筋を引いていなくてもリーダーになれます!

 

かつてハカリーダーとして活躍したTJ・ペレナラが、リーダーにふさわしい人物像を語っています。

―まず、ハカをリードできるということは、チームメイトから戦いのリーダーに選ばれたということなので、とても光栄に思っています。歴代のリーダーに共通しているのは、グループにおける「マナ(※)」 があったこと。過去のリーダーたちには十分なマナがあったので、私も同じレベルに到達したいと思っています。
※勇気や知恵を持った者に宿るとされる、人や物を引きつける神秘的な力

ハカをリードできる者の条件としては、ラグビーのスキル以上に性格や人格が大事だと思っています。特に、フィールド外でのふるまいが重要です。もちろん、強い選手でないといけないですし、フィールドでしっかりプレーすることも必要ですが、それだけではマナは動きません。人にどう接しているか、家族を大切にしているか、両親や奥さん、子どもとどう接しているか。そこに一番のリスペクトが置かれていて、フィールドでの功績よりも人としてのあり方、「どんな人間であるか」ということがもっとも大切なのです。

引用元:ANDER ARMOUR

これは全てに通じるリーダー像のようにも感じますね。

オールブラックスのハカリーダーとは、スキル以上に性格・人格が求められていました。

チームメイトはもちろん、全国民からもリスペクトされる人物なんですね。

 

 

オールブラックスのハカリーダー歴代選手は誰?

ここからは、オールブラックスのハカリーダー歴代選手ベスト3を紹介します!

ネットやSNSを参考に、今もなお熱く語り継がれるリーダー達を選びました。

 

ウェイン"バック"シェルフォード

歴代人気キャプテンでも紹介したウェイン"バック"シェルフォードは、やはり外せません!

ウェイン"バック"シェルフォードは、1980年代のマオリの選手です。

彼がキャプテンになるまではハカはあまり定着しておらず、踊らない試合もありました。

ウェイン"バック"シェルフォードの働きかけにより、ハカが重要視されるようになりました。

試合前に必ず披露されるようになり、世界のオールブラックスの人気を更に高めました。

 

タナ・ウマガ

タナ・ウマガは、マオリの血筋では無い初めてのハカリーダーです!

サモア系の彼が2005年にリーダーを務めて以来、リーダーに血筋は絶対条件で無くなりました。

更に、オールブラックス独自の「カパオパンゴ」を初めてリードしたのが、このタナ・ウマガ。

現在では、通常の試合は「カマテ」。

強豪相手や重要な試合の時には「カパオパンゴ」を披露するようになりました。

選手引退後はブルーズのコーチを務めており、今でも根強い人気のあるレジェンドです。

 

ピリ・ウィプー

ピリ・ウィプ-は、2011年のW杯でオールブラックスを優勝に導いたメンバーの1人です。

オールブラックスのハカリーダーをなんと51試合連続で務めました!

この連続記録は未だに破られていません。

テストマッチは71キャップを取得し、多くのハカでリードを務める姿は国内外からも人気でした。

2011年に引退を発表しましたが、今でもピリ・ウィプーのハカファンは多く存在します。

 

TJ・ペレナラ

マオリ族の血筋を引き、祖先への敬意を込めたタトゥーを左腕に刻むTJ・ペレナラ。

2016年から2021年までハカリーダーを務めました。

NTTドコモレッドハリケーンズでプレーしていたので、日本人にも人気の選手ですね。。

歴代人気キャプテンでも紹介しましたが、2019年の日本W杯では、初めてのWリーダー仕様のハカを披露してくれました。

2023年W杯メンバー選出に漏れてしまって残念だったのですが・・・。

なんと、やはり期待通りマオリ・オールブラックスに選出されていました!

選りすぐりのマオリ戦士により結成された、世界トップレベルのラグビーチームです。

ちなみにオールブラックスの試合は、WOWOWでの視聴が可能です!

 

\オールブラックスのライブ配信を視聴する/

 

2022年マオリ・オールブラックスの試合も、見逃せなくなってきましたね。

 

オールブラックスのハカを無視した相手国とは?

オールブラックスのお約束と言われるハカですが、過去それを無視したチームがあります!

確かに闘志みなぎるラガーマン達ですので、大人しく観覧する人ばかりではないでしょう。

神聖なハカを無視した結果、どういうことになるのでしょうか?

まずハカを無視したのは、ラグビーユニオン・オーストラリア代表(ワラビーズ)です!

1996年にウェリントンで行われたテストマッチで、オールブラックスのハカを無視。

オールブラックスはこれに応え、43対6でオーストラリアを圧倒しました。

この時のワラビーズキャプテン、ジョン・イールズは、後にこれをキャリア最大の後悔として語っています。

その「償い」として、ジョン・イールズは改めてニュージーランドを訪問。

ハカに触れ、その時のドキュメンタリーがオーストラリアで放送されました。

この放送はオーストラリア人にも、ハカの意味や思いが伝えられる大きな機会となったそうです。

ハカを無視した相手国は他にもあります。

2007年のW杯カップのプールマッチではイタリア代表がハカを無視しました!

こちらもイタリア代表がオールブラックスに報復され、敗北に終わります。

冷たくあしらわれたことにより、チームはかえってやる気を出したとされています。

無視はしなくても、黙って見ていないチームはあります。

対イングランドでは、ファンが歌を歌ってハカをかき消そうとすることもあるそうです。

ラグビーは選手だけにとどまらず、それぞれの熱い想いがぶつかりあう競技ですね。

 

しかし、いずれも無視するとオールブラックスから報復を受けるようです!

ハカは仲間同士の闘志を高める踊りなので、無視すると逆効果なのですね。

相手の文化に対して敬意を払うということも、スポーツマンとして重要な姿勢だと感じました。

2023年W杯日程がすでに発表されていますが、無視するチームがないことを祈ります。

 

オールブラックスのハカリーダー歴代選手まとめ

今回は、オールブラックスの歴代ハカリーダーを調査しました!

ハカのリードを行う歴代リーダーは、全てにおいて尊敬される人物ばかりでしたね。

オールブラックスだけでなく、他のラグビーチームもハカを行っています。

チーム全体の士気と闘志を高める重要なハカは、決して軽んじてはいけません。

ラグビーはもちろん、これからはハカも是非注目してみて下さいね。