小山田圭吾いじめ問題に海外の反応は?米・英・ニュージーランド報道

オリンピックにまたもや問題がありました!

開会式の楽曲を提供していた小山田圭吾(小山田圭吾は7月19日に辞意を表明しています)のいじめ問題が勃発しました。

音楽雑誌のインタビューで、小山田圭吾が「身体障碍者へのいじめ」を武勇伝のように語っていたことです。

かなりひどい内容です。これにより、「開会式の音楽提供から去れ」という声が国内から上がっていました。

小山田圭吾とはどんな音楽活動を行ってきたのかどんなひどいいじめをしたのかを詳しく見ていきましょう!小山田圭吾のいじめに関する謝罪文全文も載せています。彼の謝罪はどのようなものだったのでしょうか。

最後に、今回の問題についての海外の反応も簡単にまとめてみました!
 
 

小山田圭吾の音楽活動

小山田圭吾は1969年生まれ、現在52歳です。

中学校の同級生であった小沢健二たちと1987年フリッパーズ・ギターを結成しメジャーデビューを果たします。1991年にグループは解散しましたが、その後、小山田圭吾によるソロプロジェクトCorneliusとして音楽活動を再開しています。

ピチカート・ファイヴ、坂本龍一、スチャダラパー、電気グルーヴ、石野卓球、hideなど多数のアーティストとのコラボレーションやリミックスを行ったり、カヒミ・カリィ、小泉今日子、相対性理論、crystal key、サカナクション、木村拓哉、原田知世、布袋寅泰など多数のアーティストへの楽曲提供も行ってきました。

そうそうたる芸能人とのコラボと楽曲提供。ちびまる子ちゃんの「ハミングが聞こえる」は世代としてはドンピシャですね。さらにNHKの「デザインあ」にも楽曲提供しています。


 
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小山田圭吾のいじめ問題概要

『ロッキング・オン・ジャパン』(1994年1月号)によると、小山田圭吾は学生時代にいじめをしていました。

また、その行為は主に「障碍者」に対して行われていたようです。内容は

・全裸にしてグルグルに紐を巻いて自慰行為をさせる
排泄物を食べさせる
・バックドロップする

と言ったものでした。

人格を疑うほどの内容ですね…。
 
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小山田圭吾の謝罪文

謝罪文は以下になります。

この度は、東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作への私の参加につきまして、多くの方々を大変不快なお気持ちにさせることとなり、誠に申し訳ございません。

心よりお詫び申し上げます。

ご指摘頂いております通り、過去の雑誌インタビューにおきまして、学生時代のクラスメイトおよび近隣学校の障がいを持つ方々に対する心ない発言や行為を、当時、反省することなく語っていたことは事実であり、非難されることは当然であると真摯に受け止めております。

私の発言や行為によって傷付けてしまったクラスメイトやその親御さんには心から申し訳なく、本来は楽しい思い出を作るはずである学校生活において、良い友人にならず、それどころか傷付ける立場になってしまったことに、深い後悔と責任を感じております。

学生時代、そしてインタビュー当時の私は、被害者である方々の気持ちを想像することができない、非常に未熟な人間であったと思います。記事の内容につきましては、発売前の原稿確認ができなかったこともあり、事実と異なる内容も多く記載されておりますが、学生当時、私の発言や行為によってクラスメイトを傷付けたことは間違いなく、その自覚もあったため、自己責任であると感じ、誤った内容や誇張への指摘をせず、当時はそのまま静観するという判断に至っておりました。

また、そういった過去の言動に対して、自分自身でも長らく罪悪感を抱えていたにも関わらず、これまで自らの言葉で経緯の説明や謝罪をしてこなかったことにつきましても、とても愚かな自己保身であったと思います。

それにより、当時のクラスメイトだけでなく、学生時代に辛い体験をされた方々やそのご家族、応援してくださるファンの方々に対しても、不誠実な態度を取り続けることになってしまいました。本当に申し訳ありません。

学生当時、私が傷付けてしまったご本人に対しましては、大変今更ではありますが、連絡を取れる手段を探し、受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたいと思っております。

今回、私が東京2020オリンピック・パラリンピック大会に携わることにつきまして、否定的なご意見を頂くのは尤もであると思います。また、このコロナにおいて、国民の皆様が不安を抱えるなかでの大会開催に関与することへの疑問のご意見も頂戴しております。

本来であれば、様々な理由から、私の参加にご不快になられる方がいらっしゃることを考慮し、依頼を辞退すべきだったのかもしれません。しかし、課題も多く困難な状況のなか、開会式を少しでも良いものにしようと奮闘されていらっしゃるクリエイターの方々の覚悟と不安の両方をお伺いし、熟考した結果、自分の音楽が何か少しでもお力になれるのであればという思いから、ご依頼を受けるに至りました。

そのうえで、今回の音楽制作にあたりましては、自分なりに精一杯取り組んで参りました。それは、私だけではなく、他のクリエイターの方々も同様であると思います。故に、私の関与により、開会式へ不快な印象を与えてしまうことを心から申し訳なく思います。

この度、様々なご指摘を頂いたことで、あらためて、自分自身の在り方について振り返り、反省と再考をさせて頂く機会を得ました。それにつきましては、ご意見をくださった皆様に、感謝すべきことだと感じております。

私が傷付けてしまったクラスメイトご本人へはもちろんのこと、長年の私の不誠実な態度により、不信感や不快感を与えてきてしまったファンの皆様や友人たち、関係者の皆様に、心からお詫び申し上げます。

一人の人間として、また、音楽家としてどう在るべきか、自分は世の中や周囲の人々に対して、どういったかたちで貢献していくことができるのか、常に自問自答し、より最善の判断をしていけるよう、一層の努力をして参りたいと思います。

小山田圭吾

2021年7月16日小山田圭吾謝罪文全文

このように、一部の内容に関し、否定していることが分かります。
 
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ロッキング・オン・ジャパンの謝罪文

問題の発言をしているロッキング・オン・ジャパンも、謝罪文を出しています。

小山田圭吾氏が東京オリンピック・パラリンピックのクリエイティブチームの一員に選出されたことを受け、94年1月号のロッキング・オン・ジャパンに掲載されたインタビューで氏が話された中学時代のいじめエピソードが各方面で引用、議論されています。
その時のインタビュアーは私であり編集長も担当しておりました。そこでのインタビュアーとしての姿勢、それを掲載した編集長としての判断、その全ては、いじめという問題に対しての倫理観や真摯さに欠ける間違った行為であると思います。
27年前の記事ですが、それはいつまでも読まれ続けるものであり、掲載責任者としての責任は、これからも問われ続け、それを引き受け続けなければならないものと考えています。

傷つけてしまった被害者の方およびご家族の皆様、記事を目にされて不快な思いをされた方々に深くお詫び申し上げます。
犯した過ちを今一度深く反省し、二度とこうした間違った判断を繰り返すことなく、健全なメディア活動を目指し努力して参ります

ロッキング・オン・ジャパン編集長 山崎洋一郎ロッキング・オン・ジャパン

このように、インタビューが不適切であったこと、また記事を掲載したことに対してお詫びの言葉を書いています。
 
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小山田圭吾いじめ問題に海外の反応は?

海外のメディアは、この小山田圭吾のいじめ問題をどのように報道しているのでしょうか。アメリカ、イギリス、ニュージーランドの順番に見ていきましょう。

アメリカでの報道

アメリカのNBCニュースでは今回のことを以下のように報じています。

On social media, critics were far from forgiving. “How can a person who committed such discriminatory and violent acts considered qualified for getting involved in Olympic and Paralympic Games?” a person posted on Twitter.

The revelation and Oyamada’s public apology appeared to catch organizers by surprise.

“We understand that he apologized and it is true that we didn’t know about this,” Toshiro Muto, the CEO of the Tokyo Olympic and Paralympic Organizing Committee, said Saturday at a news conference.

But Muto said organizers have no plans to ban Oyamada or his music. “We wish him to continue with his participation,” Muto said, adding, “He is sorry for his past actions, and he has said that he wants to act with higher moral standards.”NBCニュース

和訳は以下の通りです。

ソーシャルメディアでは、批判的な意見が目立ちました。「このような差別的で暴力的な行為を行った人間が、どうしてオリンピックやパラリンピックに関わる資格があると言えるのか」とツイッターに投稿した人がいました。

この事実と小山田氏の謝罪は、主催者を驚かせたようです。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎最高経営責任者(CEO)は土曜日の記者会見で、「小山田氏が謝罪したことは理解しているが、我々がこのことを知らなかったことは事実だ」と述べた。

しかし、武藤氏によると、組織委員会は小山田氏や彼の音楽を禁止する予定はないという。武藤氏は「小山田氏には今後も参加していただきたい」と述べ、「小山田氏は過去の行為を反省しており、より高い倫理観を持って行動したいと言っている」と付け加えました。

小山田圭吾のいじめ問題と同程度に、日本の組織委員会の対応にも触れています。

イギリスでの報道

イギリスのガーディアン紙はこの問題について、以下のように述べています。

Tokyo 2020 organisers said they had not been aware of the remarks, which they described as inappropriate, but added that Oyamada “regrets, and has had second thoughts about, the remarks made at the time of the interview”.

They said Oyamada had made “enormous” contributions to the opening ceremony and they hoped he would devote himself to the final preparations for the event, describing him as someone with “high ethical standards.”ガーディアン紙

和訳は以下のようになります。

東京2020大会の主催者は、不適切な発言があったことを知らなかったとした上で、小山田氏が「インタビュー時の発言を後悔し、考え直した」と述べました。

主催者は、小山田氏が開会式に「多大な」貢献をしてきたとし、「高い倫理観を持った人物」として、開会式の最終準備に専念することを望んでいると述べました。

こちらでは、小山田氏のいじめ内容について「自慰行為を強要した」と書いています。しかし、淡々と事実を述べるのみで、どちらかというと大会の主催者の対応にフィーチャーしているように感じられました。

ニュージーランドの報道

ニュージーランドのTVニュージーランドでは今回の騒動が以下のように報道されています。

The reports of his abusing a child with disabilities, which surfaced online recently and got covered in Japanese media, are sparking a backlash on social media, demanding his resignation.

Oyamada, a well-known rock musician, had boasted about the abuse in detail in Japanese magazine interviews he gave in the 1990s.

“I apologize from the bottom of my heart, of course to the classmate himself whom I have hurt, and all my fans, friends and other people involved,” Oyamada, also known as Cornelius, said in a July 16 statement on his site.

Oyamada, who also apologised on Twitter, said he hoped to contact the person he had bullied and apologise. He had been “immature,” he said, and it was guilt that had prevented him from coming forward before.TVニュージーランド

和訳は以下の通りです。

小山田氏が障害のある子供を虐待していたという報道が最近ネット上に現れ、日本のメディアで取り上げられたことで、ソーシャルメディア上では小山田氏の辞任を求める反発が起きています。

ロックミュージシャンとして知られる小山田氏は、1990年代に受けた日本の雑誌のインタビューで、この虐待について詳しく自慢していました。

コーネリアスとして知られる小山田氏は、7月16日に自身のサイトで「私が傷つけてしまった同級生本人はもちろんのこと、私のファン、友人、その他の関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます」と述べています。

ツイッターでも謝罪した小山田は、いじめた相手に連絡して謝罪したいと述べました。彼は「未熟だった」と述べ、これまで名乗り出ることができなかったのは罪悪感からだとしています。

どのメディアも、小山田氏の不適切な過去に関する日本組織委員会の対応や、これまでの元森会長の女性蔑視発言や、渡辺直美に豚の仮装をさせる案などを出し、日本のオリンピックに苦言を呈しているように感じられました。
 
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まとめ

あともう少しでオリンピック開会式です。

政府はこの件に関して「容認」の態度を示していたようですが、7月19日午後7時02分のニュースによれば、小山田圭吾は辞任する意向を固めたようです。

これは…後任がどうなるのか、本当に気になるところです。

さらなる情報が入り次第、まとめたいと思います!